奥田鍼灸院

梅雨だる、湿気による不調

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梅雨だる、湿気による不調

梅雨だる、湿気による不調

2022/06/13

今年の梅雨入りは例年より遅め、そして他地域に遅れての発表となりそうですね。

「気象病」と自律神経については、過去のブログ( 台風、「気象病」と自律神経 )( 天気痛・梅雨だる )でも書いていますが、雨の多い季節になると体調不良を訴える患者さんが増えます。

梅雨どきは東洋医学でいう「水邪」がたまりやすい時期で、外気の湿度が高くなるとその影響で体の中の水分を発散させにくくなり、免疫力の低下に伴い独特の体調不調を訴える人が多いのです。


日本の夏はジットリとした湿気がつきものですね。
湿気が室内にたまると、カビの発生や食中毒の危険性があります。これが人体だと、余分な湿気が「水滞」となり、頭が重くなったり身体がむくんでだるくなったりします。

水滞しやすい場所は人それぞれで、脳の血管が拡張する場合は頭痛に。胸の場合は咳や喘息に。関節の場合は関節炎やリウマチなどの症状が出ます。

改善するには、水滞をながす必要があります。汗をかくのが一番です。
適度な運動や入浴の習慣を心掛けましょう。これから本格的な暑さもきますので、熱中症対策としても有効ですね。

鍼灸治療では、水を司る「腎」の経絡と、交感神経緊張に関係のある「肝」の経絡を中心に調整し、それと同時に内耳のリンパの流れを改善する目的で、頚肩部~耳周囲の緊張を緩めていきます。

漢方では「五苓散(ごれいさん)」や「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」などが有効です。

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