かかと落とし

日曜は支部会で、姿勢についてのエクササイズも行いました。

私は姿勢が悪くなると「かかと落とし」をしていますが、脊柱のアライメントが正されて姿勢が良くなり、余計な力が抜けていきます。
身体の中心軸を意識して、脱力して、しっかり地面に立っている感じです。

ヨーガの基本姿勢《立位》「タダアーサナ（タダーサナ）」も、その感覚に近いでしょうか。


タダアーサナは日本語で「山のポーズ」です。
自分が山になったようにしっかりと大地を両脚で立つ、ヨガの基本立位のポーズ。つまりは「ただ真っ直ぐに立つ」だけのポーズです。

1.つま先を揃えて膝を締める。
2.お腹をひきあげて背筋を伸ばす。
3.あごを軽くひいて胸を広げる。
4.左右の足に均等に立つ。
5.重心は土踏まずにおく。

タダアーサナでの足裏の重心は土踏まずですが、かかと落としの姿勢では、もう少し内側（ちょうど内くるぶしの下底面で足の太い骨、脛骨）に重心がくるようにしています。

精神を安定させるにもまた身体を安定させるにもグラウンディングとセンタリングが大事です。
 

ちなみに「かかと落とし」運動は骨粗しょう症対策にも推奨されていて、骨に刺激が入ることで骨が丈夫になるのだそうです。
※変形性膝関節症・変形性股関節症などの症状がある方は控えてください。