奥田鍼灸院

天気痛に五苓散

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天気痛に五苓散

天気痛に五苓散

2023/07/13

セミが鳴き始めて、もうすぐ梅雨明けのようですね。
梅雨には「天気痛」や「梅雨だる」という言葉があるように、外気の湿度が高くなるとその影響で体内の湿度が調整しづらくなり、免疫力が低下、独特の体調不調を訴える人が多いです。

梅雨どきは、どんな人でも体の中の水分を発散させにくくなります。

その不調は「気象病」などといわれ、近年認知されつつあります。
天気と人間の健康には密接な関係がある、と昔から言われていますが、気象の変化と病気が関係していることを証明した研究も数多く発表されております。

なかには「気象病外来」を設けている病院もあり、最近ではテレビ番組で取り上げられたり、製薬会社でもこの類の市販薬が販売されていますね。

多くは漢方薬が主体で「五苓散(ごれいさん)」を有効成分としているようです。
五苓散は、下記​​​​​の5つの生薬で構成されています。

・猪苓(ちょれい)  :膀胱系の熱をとり、小便の出を良くします。
・沢瀉(たくしゃ)  :膀胱系の熱をとり、小便の出を良くします。
・茯苓(ぶくりょう) :胃内の余分な水を除きます。
・桂枝(けいし)   :陽気を補って、頭痛をとったり、小便の出る勢いを強くします。

 ※桂皮(けいひ)の場合もあります。
・白朮(びゃくじゅつ):胃内の余分な水を除き、小便と大便の水分を調節します。

 ※蒼朮(そうじゅつ)の場合もあります。

メニエール症状の緩和にも良く、市販の五苓散を飲んでから耳鳴りやめまい、ふらつきが改善されたと喜ばれることがあります。水分を良くとる湿邪のタイプには合っているかと思います。

五苓散を長く飲んでいると便秘になるという方も中にはいるようですが、市販の注意書きでは便秘になるといった副作用は特にないようです。

ただ生薬の構成から考えますと、五苓散があうタイプでない方(「体内にだぶついた水分があり、うまくおしっこから排出されないような状態」がない方)が五苓散を服用した場合や、五苓散で状態改善されたのに飲み続けた場合など、便秘になる可能性があるのかもしれませんね。

五苓散は、おしっこの回数が少なく下痢の傾向にある方に用いることが多い漢方薬です。
漢方の働きにより、下痢で出していた水分を本来のおしっこで出すようにしてくれます。

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