32年目の春

奥田鍼灸院は、去年が開業30周年。この春で、31周年になりました。
（1992年4月8日　奥田鍼灸院は開院しました。）

鍼灸専門としては、この地域でも古株になってきたのかなぁと思います。
守口市内で数多くの鍼灸治療院がありますが、おそらく鍼灸専門でやっている中では最も長いのではないでしょうかね。

これまで続けてこられたのも、偏に来院してくださっている方々のおかげであると感謝の気持ちでいっぱいです。よりいっそう皆様のお役に立てられ、愛される鍼灸院であり続けられるよう努めてまいります。
 

東洋はり医学会なみはや支部としても、今年度 また新たな支部会員を迎えて、参加人数も多くなってきました。支部会の内容もさらに濃くなっていくことでしょう。なみはや支部の勢いも益々増してきますね。楽しみです。
 

これまでに多くの先輩から教えをいただき指導していただいてきました。
これからは支部活動を通じて、後輩のみんなにそれらを受け渡すことが先輩に対する恩返しだと思っています。

八卦の教え『水風井』《すいふうせい》「陰陽陽・陰陽陰」――『井戸の物語』

◆卦の形と卦の教え：「水」の卦が上にあり、「風」の卦が下にあります。
 「風」は木の意味でもあります。「水」の下に木があるのは、井戸に木製のつるべを入れた姿です。（「井」は、井戸のことです。）

井戸は、いつもそこにあって、人々の生活を助けるものです。
しかし、ほったらかしにしておいては、やがて水も濁り、あるいは涸(か)れてしまいます。

君子も自らを磨き、また、人の力を借りて修養していかなければ、上に立ち、人々を養えるようにはなりません。
この教えのように、自らを涸らすことなく湧き出る泉のごとく、研鑽しなければと思っています。