がんばれ受験生！

1月20日は一年で最も寒い「大寒」です。
冷え込みも厳しい頃・・のはずが、今週は割と暖かい気温のようですね。

大寒は二十四節気の最後の節気ですので、ここを乗り切れば暦の上では春となります。

急に暖かくなると肝気が高ぶりやすく、頭痛やめまいのある人は症状が出やすいタイミングなので注意が必要です。

先週末は大学入学共通テストでしたね。
受験生の皆さんには応援する気持ちとともに、どうぞ体調管理にお気を付けください。
努力は必ず報われます。

私たち鍼灸師の免許も国家資格なので、毎年2月の最終日曜に国家試験が実施されます。

なみはや支部でも、この春学校を卒業する仲間が受験をします。

新たに免許を手にする新人たちに心からエールを送るとともに、少し厳しい話ですが「免許取得は一つの通過点である」と肝に銘じて欲しいと思います。
やっと手にした免許であっても、実際に鍼灸師を仕事として生活できているのは数パーセント、という現実が待ち受けているからです。

鍼灸師としてあくまでもスタートラインであり、実際に人を治療できるまでになるには、これから多くの研鑽が必要になります。

学術の研鑽は言うまでも無く、鍼灸業をいかにして生活の糧として手にすることができるのかも視野に入れて学び実践してゆかなればいけません。

それは開業してからも同じであり、私もより一層自己研鑽して学び続けることが鍼灸師として有り続けるためには必要なことだと思います。

来年になると思いますが、鍼灸院を改装する計画をしています。
移転も考えましたが場所は変えないことで落ち着きました。
今年で33周年、今まで経験してきたことや学んできたことを後進のためにも尽力していくことが集大成かなと考えております。