秋の夜長とヨーガ
2024/10/12
日が暮れるのが早くなりました。
秋の気配とともに、なぜか少し寂しさを感じます。
これからは夜が長くなってきます。
夜は割と、自分と向き合う時間をもちやすいという方が多いのではないでしょうか。
日中と違って家で過ごしたり、仕事終わりに体を休めているという状態を想定して、今回は私の趣味のひとつでもあるヨーガにまつわる話を。
ヨガも東洋医学鍼灸も同じ流れの中にあるものと考えています。
コアの部分では共通するところがとても多いです。
私が行っている鍼灸は中国がその発祥ですが、その源をたどればインドにあるのではないかと考えています。
チャクラやプラーナも、鍼灸のツボや気の概念と多くの点で重なります。ヨーガを教わることで、鍼灸の郷里に想いを馳せています。
近年では個人指導を受けるようになり、独学とは違う本格的な指導により、私が望んでいたインド哲学に基づくヨーガを教わることができております。
ヨーガ発祥の地インドでは、単なる健康法ではなく、宗教的な実践方法です。
そのためにスピリチュアルな方向にいきがちですが、「ヨーガ」という意味は現地で馬の軛(くびき)…馬と馬車をつなぐ道具、という意味だそうです。
自分の身体の感覚器官を【馬】として、それを制御する【軛】=ヨーガ、ということでしょうか。つまりは、身体をうまく整え、思い通りに発揮させるための方法という意味合いなのでしょう。
昨今、瞑想や座禅講座が人気だそうですが、呼吸を整えて意識を集中させるヨーガは、座禅に似ているようにも感じます。
私はというとこのところ、レッスンもぬけ気味になっていたので元通りにしてゆきます。