奥田鍼灸院

炭水化物と自律神経

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炭水化物と自律神経

炭水化物と自律神経

2023/10/31

新米の美味しい季節になりました。
実りの秋、涼しくなってつい食が増す… なんて方、少なくないと思います。

ただ、新米が美味しいからといって、ごはんの食べ過ぎには注意です。
糖質の過剰摂取は自律神経失調症を引き起こします。

炭水化物や砂糖を多く含むお菓子・飲み物を摂り過ぎていると、血糖値の急激な上昇と下降を繰り返すようになります。
インスリンが分泌され、急激に血糖値が減少し、低血糖 → 低血糖になるとアドレナリンやノルアドレナリンが分泌され、交感神経が過剰に刺激される → 交感神経優位の状態となります。

また、糖質を代謝するために消耗されるビタミンB群は、神経伝達物質の生合成に欠かせません。
「セロトニン」「ノルアドレナリン」など感情を安定させる神経伝達物質の供給が足りなくなってしまうので、メンタルの状態が落ち着かなくなってしまうのです。


それと、「(ストレスで)疲れた時は甘いもの」とはよく云われますが、ストレスで自律神経が過活動になると、脳細胞が大量の酸素を消費し、細胞を酸化させる脳のサビ「活性酸素」を排出します。
この活性酸素で細胞機能が落ちると、危険信号として自律神経が全身に「警報」を発動します。精神的ストレスなどに加えて、栄養の偏りなど化学的ストレスもあると、うつ・自律神経失調症になる可能性があります。

栄養バランスのとれた食事、特にタンパク質や鉄、ビタミンB群の栄養素など疲労回復効果の高い食生活は、心身の健康に最適です。

以前に紹介した、「脳の疲れ」を回復する、4つの栄養素 を多く含む食事を摂れば、効率よくリカバリーできます。
自律神経を整えるためにも、糖質オフの日を設けたりして食生活を調整するのもよいですね。

ポイントは、朝一番に食べるものは糖質を避けることです。
朝一に糖質をとると、一日の自律神経のリズムが狂ってしまいます。

当院に来られている患者さんで、10年ほど朝は菓子パンだけという方がいました。
家族全員そうだったようで、お子さんの脳の発達にも良くないとアドバイスしました。

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