夏の疲れが出ていませんか
2024/08/23
お盆休みも終わり、少し暑さが落ち着いたかと思ったらまた気温が上がってきました。
8月7日になれば、暦の上では「立秋」
暦の上では夏は終わりですが、これからが夏本番。まだまだ暑い盛りですね。
この時期はどうしても夏の疲れがでてきます。
夏バテと言ってもよいかもしれませんが、多くは夏場の冷えが原因です。
この頃は台風も今時期にくるようになり、気圧変化も重なるので体調の変化に要注意です。
身体の倦怠感、熱っぽさ、だるさや消化器のトラブル、ボーっと無気力になるような精神状態など、様々な症状が出てきます。
熱中症対策とはいえ屋外に出ず家にいると、汗をかかない冷房環境、運動不足、食べ過ぎあるいは飲み過ぎ… 身体に負担をかけやすい条件が揃います。
シャワーだけで済ませず湯船に浸かって身体を温めたり、温かい飲み物や食事で胃腸を冷やし過ぎないなど、自分の体調と相談してみてください。
また、この残暑が続く中にふと涼しい日があると、過ごしやすくてうれしいのですが、そのような時には、ギックリ腰や頚の急な痛みを発症することが多くありますので、注意が必要です。
当院での鍼灸治療でも、今頃から夏の冷えと秋に向けての体調管理の目的で、適宜温灸などで身体の陽気を増やすようにしています。
予防医学としては温補の鍼や温灸が欠かせません。