経絡治療臨床研究会 6月
2014/06/23
昨日は月に一度のお勤めである経絡治療研究会でした。
前回にも書きましたが、新たに仲間に入って来られる方があって、メンバーが増えな
かなか活気のある勉強会になってきました。
当初の会発足の動機は、自分たちの臨床能力の向上であって、生涯学習的な意味合い
が強かったのですが、どうも新入会員の傾向を観ていると鍼灸術の伝承にウエイトを
置かなければならなくなってきたようです。
具体的には、鍼灸を生業として生活できる鍼灸師の育成が会として求められてきたよ
うに思います。
鍼灸の免許は取ったものの、それを生活の糧にできている人の割合の低さは、今に始
まったことではありませんが、昨今の鍼灸師を取り巻く状況はますます厳しくなって
きているように感じます。
私が鍼灸を志した時の鍼灸のみで生活ができるようになりたいと言う初心は、今会に
参加しているメンバーの切なる願いでもあります。
この願いの実現を、手助けしてゆくことが、ひいては自分たちの臨床力の向上につな
がるのかなぁと思ってます。