認知症とレモングラスの香り
2013/11/06
認知症発症の初期では、香りに対する感受性が落ちると言うことを、NHKラジオの
健康ライフで取り上げていました。
もちろん鼻疾患で臭いがわかりにくくなるのは認知症とは関係ないと思われますが、
脳と香りの関係で興味深いですね。
香りと認知症の関係を逆手にとって、香りで認知症発症を予防したり治療したりで
きる化膿性があるそうです。
具体的には甘橘生の香り、レモングラスやグレープフルーツの香りを嗅ぐことで、交
感神経を刺激し前頭葉の血流を改善させ、物忘れなど認知能力を高めることができる
そうです。
1日2時間のアロマで、そのような効果が期待できるとしたら、やってみる価値は十
分ありそうですね。
ジョギングなどの有酸素運動でも前頭葉の血流を増すことが明らかになっていますが、
アロマで同様のことができるとしたら、こちらの方が万人向けかなあと思います。
甘橘生の香りは、交感神経を刺激するので、朝がお勧めです。食欲も抑えるのでダイ
エットにも良いかもしれません。
現在、治療室ではドリームと言うリラクゼーションに特化したブレンドの精油を使っ
ていますが、これからは甘橘生の香りも取り入れていきたいと思います。