WHOの鍼灸適応症
2009/08/13
WHO(世界保健機構)は、鍼灸治療で効果が認められている疾患を公表しています。
これを見ると、その適応範囲の広さに驚かれるかもしれませんね。
日本の一般的な認識では、鍼灸と言えば痛みやこりにするものと言うのがイメージと
して強いですが、海外では鍼灸に対する考え、イメージはもっと広くなっています。
●運動器系疾患
関節炎、リウマチ、頚肩腕症候群、五十肩、腱鞘炎、腰痛、外傷の後遺症
●神経系疾患
自律神経失調症、頭痛、めまい、神経痛、神経麻痺、痙攣、脳卒中後遺症、パーキン
ソン病、膀胱神経失調症
●精神症状
鬱病、不安神経症、神経質、不眠、パニック障害
●消化器系疾患
胃痛、胃弱、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘、胆嚢炎、肝機能障害、肝炎
、胃十二指腸潰瘍、痔疾
●呼吸器疾患
気管支炎、喘息、風邪とその予防
●循環器系疾患
心臓神経症、動脈硬化症、高血圧低血圧症、動悸、息切れ
●代謝内分泌系疾患
バセドウ氏病、糖尿病、痛風、脚気
●泌尿器系疾患
膀胱炎、尿道炎、性機能障害、尿閉、腎炎、前立腺肥大、インポテンツ
●婦人科疾患
更年期障害、不妊、生理前症候群、乳腺炎、白帯下、生理痛、月経不順、冷え性
●眼科疾患
眼精疲労、仮性近視、結膜炎、疲れ目、かすみ目、ものもらい
●耳鼻咽喉科疾患
中耳炎、耳鳴、難聴、メニエル氏病、鼻出血、鼻炎、蓄膿、咽喉頭炎、扁桃炎