カテゴリー別アーカイブ: 院長ブログ

親子で治療(低体温・免疫力の改善)

当院には、親子で治療に来られる患者さんもいらっしゃいます。
お母さんと小学生の子が通院しておられますが、低体温・免疫力が改善したと、うれしい話を聞かせていただいたのでご紹介します。

お母さんは30代、お子さんは小学生高学年。
2人で来られることもあれば、それぞれ別で治療することもあります。

お母さんは冷えが強く体調を崩しがちでした。
仕事を休んだり早退するような事が多かったのが、治療を続けた今では体温が上昇、免疫力が上がり、風邪もひきにくくなったようです。

お子さんは平熱が35℃台の低体温。ここ1~2年ほど食欲もあまりなかったのが、通っているうちに平熱は36℃台に上がってきました。食欲も少しずつ出てきて、アトピー性皮膚炎も改善傾向にあります。

経絡治療を継続していると、ほとんどの方から 風邪をひきにくくなった、または風邪をひいても寝込むようなことがなくなり症状が軽く済む、と言われます。
これは、経絡治療で自律神経が整えられて、白血球のバランスも是正され、免疫力が上がっていることの証だと思っています。

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立夏、夏の始まりです

大型連休もあけて、平常どおりの街の様子に戻りましたね。

二十四節気の暦の上では立夏(りっか)、夏の始まりです。
一年のうちで最も過ごしやすい時期とされますが、ここのところ、日によって気温差を感じます。

連休中は夏日のような気候の日もありましたが、ここのところは朝方が冷え込みます。
かと思えば日中は半袖でいれそうな気温で、冷房をいれている施設やお店もあるようで・・

「昼夜の気温差が大きい」、または夏の出先で感じるような「外は暑すぎて、中は寒すぎる」(冬はこの逆ですね)、このようなときに身体の調子を崩しやすいものです。
短時間の急激な環境の変化は、身体に不調や病を呼び込んでしまいます。
ちょうど良い環境・状態というのは案外難しいのですね。

お風呂に浸かるのが理想ですが、どうしてもシャワーで済ませたい方は「足湯」をオススメします。気というものは上がり易いので、昼間、頭の方に上がってしまった「気」を、足を温める事で下に下げてあげます。夏場の寝苦しさや不定愁訴による不眠を少し和らげてくれます。

キュウリ、トマト、スイカ、ナス、ゴーヤ、などの夏野菜は、カラダに溜まった「熱」を取ってくれる、南の地方からきた産物です。
昔のような外の暑さで冷房はつけずに汗をかいて過ごす・・そんな状態であれば、サッパリした夏野菜は最適なのですが、現在の私たちは、《外の熱気》と《部屋の空調による冷気》の間を行き来し、身体は混乱してしまいます。長く冷気にさらされる人は、夏野菜は控えた方が良いです。

反対に温めてあげましょう。できるだけ身体の内側、食べ物からです。
元々北の地方が産物の根菜類や豆類、生姜、ネギ、ニンニクなどがよさそうです。

これからだんだん気温が上がっていきますが、身体はまだまだ暑さには対応できない状態です。
今頃から、少しずつ身体を動かして、スムーズに汗をかくことができる状態にしてゆくことが大事だと思います。

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令和元年より変更のお知らせ

5月1日です、令和元年を迎えました。
ゴールデンウイークも連休半ばになりましたが、お休みの方もお仕事の方も、皆さまいかがお過ごしでしょうか。当院は昨日、今日、明日と開院しております。

さて、この5月1日 令和元年より変更のお知らせです。




日頃は奥田鍼灸院をご愛顧賜りまして、誠にありがとうございます。

患者様に鍼灸施術を続けやすくしたい一心で、開業より27年間 値上げはせずに価格維持に努めてまいりました。

しかし 鍼灸業界の一般相場価格との兼合いあり、施術料金を改定することにいたしました。

1. 対象治療
大人(旧)3,000 円→(新)3,500 円
※学生・小児・初診料は変更ありません。

2. 改定の実施時期
2019年 5月 1日

値段は上がったけど、やっぱり奥田鍼灸院に来て良かった、と患者様に思っていただけるような、温かい施術を提供出来るように努めてまいります。

何卒ご理解いただけますと幸いです。
今後とも よろしくお願い申し上げます。

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雨が降って百穀を潤す「穀雨」(こくう)

4月20日からは二十四節気の春季最後の節気「穀雨」(こくう)。
「雨が降って百穀を潤す」という意味です。

この頃は、暖かな雨が降り田畑を潤します。変わりやすい春の天気もこの頃から安定し、日差しも強まってきます。種蒔きなどにちょうど良い季節で、昔から、田植えの準備をする目安とされていました。

雨を表す言葉はたくさんありますが、春に降る雨の呼び名、違いがわかるでしょうか?
・春時雨(はるしぐれ)
・春雨(はるさめ)

降ったり止んだりの定まらない雨は「春時雨(はるしぐれ)」
静かにシトシト降る雨は「春雨(はるさめ)」といいます。

また、激しく降るにわか雨を「春驟雨(はるしゅうう)」
花の開花を促すように降る雨は「催花雨(さいかう)」
菜の花などの花々が咲く時期の雨は「菜種梅雨(なたねづゆ)」と呼ばれるそうです。

写真は、雨の恩恵を受けずとも長く美しい状態を楽しめる、当院のハーバリウムです。
以前は1本でしたが、こんなに増えました。
院内に花や緑があると、なんだか癒されるような気がします。
通院の際に、少しでも良い気持ちになっていただければ幸いです。

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大型連休 休診のお知らせ

間もなく大型連休ですね。
今年は10連休とのことで、金融機関・医療機関など注意が必要ですね。

当院はというと、ゴールデンウイーク中は、例年のカレンダーどおりに診療いたします。
よろしくお願いいたします。

★4月30日(火曜)・5月1日(水曜)・2日(木曜)は開院しております。
休診日:4/28(日)・29(月祝)・5/3(金)~6(月祝)

体調に気をつけて、楽しいゴールデンウイークをお過ごしください。 続きをみる>

(花粉症・アトピー・ぜんそくなど)アレルギー体質の人は、副交感神経が優位

スギ花粉が下火になってきたかと思えば、次はヒノキ。
黄砂も飛び、風も強いこの時期、花粉症の人には辛い季節ですね。

花粉症やアトピー、ぜんそくなどのアレルギー体質の人は、副交感神経が優位の状態がベースにあります。自律神経の偏りによって起こる病気は多く、自律神経の働きは免疫機能を担う白血球とも深い関係があることがわかっています。

白血球は、顆粒球(血液中の割合:6割)・リンパ球(3割)・マクロファージ(1割未満)の3つに大きく分けることができます。

・顆粒球 / 細菌の侵入を防ぐ
・リンパ球 / ウイルスなどの抗原を、アレルギー反応によって処理する
・マクロファージ / 体内に侵入した細菌などの異物を捕食して消化、掃除する

顆粒球は《交感神経優位》の状態で増えます。
一方、リンパ球は《副交感神経優位》の状態で増えます。

交感神経と副交感神経のバランスが成り立っていれば、血中の顆粒球とリンパ球は一定の割合に保たれます。
アレルギー体質の人は副交感神経が優位の状態、すなわちリンパ球が多い状態です。リンパ球が増えすぎると、花粉やダニの死骸などの害のない異物にまで過敏に反応して、アレルギー反応が出るわけです。

自律神経のアンバランスな状態は、そのまま白血球に影響し、リンパ球と顆粒球のバランスを崩してしまい、結果として免疫力を低下させてしまうのです。
がん疾患、成人病、アレルギー疾患、鬱病なども例外ではありません。

脈診流鍼灸術は、自律神経に働きかけます。経絡調整によって、私ども鍼灸師は身体の脈を良い状態に変化させることができます。この変化を確認できるということは、全身の至るところの毛細血管までも良い状態になったことを意味します。
この脈の状態こそが、自律神経のバランスがとれている状態です。自律神経のバランスが改善してゆけば、白血球のバランスも是正され、免疫力が強化されることになります。 続きをみる>

28年目の春を迎えました

桜も満開を迎え、春爛漫。治療室の中も春模様です。
このジグソーパズル、私の両親が作っているのですが、当院へいらっしゃる方へのおもてなしとして、季節に合わせたジグソーパズルを飾っています。
何気ない通院の折に、ちょっとした変化をお楽しみいただければ幸いです。

さて。今日、4月8日はお釈迦様の誕生日。
そしてまた、当院の開業日でもあります。

奥田鍼灸院も本日で開設27周年を迎えることができました。
「28年目の第1日目」です。毎年、花まつりのこの日は初心に帰って気持ちを整えております。

鍼灸は抜苦与楽(ばっくよらく)の業であり、そのためには慈愛の精神が必要だと思い、お釈迦様の誕生日である花祭りの日に開院しました。
その初心を忘れること無く、今後も精進してまいります。

開院当初を振り返ってみると、20年以上も前のことなのに、ほんの数年か数日のようにも感じられのが不思議です。
今でこそ遠方からの来院も多くなりましたが、当時はご近所に知り合いもなく、立地条件も表通りから逸れた狭い道の人通りも少ないロケーション。
期待半分・不安半分のゼロからのスタートでした。

今でも開業1日目のことはしっかりと記憶に残っています。
最初に来院してくださったのは、隣家に住んでおられたおじいさん。その後しばらくの間は、本当にご近所の方々の来院だけで何とか持ち堪え、今日につながっているのだと思います。

これまで続けてやってこれたのは、ひとえにご協力くださる方々や地域の皆さま、来院くださっている方々のおかげだと、心より感謝しております。
鍼灸専門の治療院としては地域でも古株になってきたのかなぁと思いますが、開院当初から20年以上健康管理のために通われる方もおられ、本当に頭が下がる思いとともに、責任も感じる日々です。
より一層、みなさまのお役に立てられ愛される鍼灸院であり続けられるよう、研鑽しなければと思います。

それにしても鍼灸の奥深さと、そのおもしろさは日々増すばかりです。
鍼灸に携わるようになって30年以上が経過しても、年月が経つほどに尽きることのない興味と奥深さには、この職に巡り会えたことの幸運、感謝の気持ちでいっぱいです。

この先、今まで経験してきたこと、学んできたことを、集大成していく方向に進めています。
健康はもちろん、美容にも、鍼灸の可能性を拡げていきたいと考えております。 続きをみる>

「新年度」の春ですね

4月に入り、新元号の発表、桜の開花と、すっかり「新年度」の春ですね。
とはいえこの数日は冬が戻ってきたかのような冷え込み。近年の気候の変化は、なんとも急な変わり様をします。

この春先の寒暖差の変化は、要注意の時期です。
私たちの身体は、急な変化になかなかついてゆくのが大変なのです。

東洋医学では、春の季節は「肝木の気が旺盛になる季節」と言われます。
この肝木は、身体の気を上に上げるように働きます。草木が春になって枝葉を伸ばすように、私たちの身体の陽気も、上へ上へと登りやすくなっています。

穏やかな春の日のように、陽気もゆったり上昇してくれれば良いのですが、急激な陽気の上昇は気が上がりすぎて血圧が高くなったり、のぼせ・ふらつき・めまいなどの症状を起こしやすく、精神的にも不安定になります。
また肝木は筋肉との関わりが大きいため、ギックリ腰などを起こしやすくなります。

新生活の緊張も相まって、肩こりの症状で来院される方も多いです。
一言で肩のこりと言っても、頚が中心でこる場合、肩の上の部分、背中 肩胛骨の周りが辛い、肩から腕にかけてこるなど千差万別です。
肩こりとともに頭痛や目の疲れ、食欲不振や吐き気、のぼせ、めまいなどの症状が合わさっている場合も多くみられます。

この時期、肝木の気におとなしくしてもらうように養生する必要があります。
足の冷えやすい人は、足先を暖めることも、一つの方法です。
この時期は、暖かくなっても下半身、特に 足首から下は冷えないよう に気を付けましょう。

経絡治療では、根本原因である経絡の気血のアンバランスを整えることによって、症状を起こす身体の仕組みから治療してゆきます。 続きをみる>

温灸ケアのおすすめ

当院では、鍼と温灸を使用することによって、より速やかに血の巡りを良くし、冷えを伴う自律神経症状の改善を促しています。

温灸は、以前東洋はり医学会で使われていた田中式温灸器を独自に改良した補陽灸と名付けて(温灸を用いて陽気を補います)活用しています。
練りモグサを熱原として、とても穏やかで心地よい熱感を与えることのできる温灸です。

温灸は熱くない、ほんわり温かい心地の良いものです。
冷えの状態や背中の皮膚の緩みと緊張をみてその状態に合わせた灸熱を与えることで、背中全体の状態を平均化して自律神経を整えてゆきます。

身体全体の陽気を増やす目的で温灸を用いる事が多いです。
背部の背骨の間にある陽気を補うツボ、足裏の湧泉(ゆうせん)穴などに適宜温灸を施して、身体全体の陽気を増やします。特に外踝の下の申脈(しんみゃく)穴や、腰の命門(めいもん)穴などを、ごく軽く温灸で温めておくと、腎を温めることで強化できます。

お臍のまわりは、太陽神経叢といわれ、自律神経が集中しており、穏やかなもぐさの熱によって自律神経に刺激を与え、身体と心のバランスを調整するのに、大いに効果が期待できます。

セルフケアの範囲では、湯たんぽを使って自宅でも簡単な温灸の代用ケアができますよ。
職場や外出先などでは、ホット用のペットボトル、カイロもお手軽ですね。

ぜひ、むくみや胃腸のトラブルなど、冷えからくる不調を感じたときに取り入れてくみてださい。日本人は体質的に胃腸が弱くてむくみやすく、上半身には熱がこもりがちな一方、下半身に冷えが生じやすいです。

温灸は、じんわり温まって心も安定し、夜の寝つきにも最適です。
むくみがとれるので、頬がリフトアップしたり、目の下のクマやほうれい線が薄くなったり、血色や顔色が明るくなったりと、美容にも効果的ですよ。 続きをみる>

不眠に悩む現代人

二十四節気では啓蟄(けいちつ) 土中で冬眠をしていた虫が穴から出てくる頃です。
「春眠、暁を覚えず」といいますが、不眠で悩む現代人は20%、いまや 5人に1人が慢性的な不眠の状態だそうです。(一般社団法人 日本生活習慣予防協会:統計)

時事通信が最近に行った調査では、日本人の約半数に不眠症の疑いがあり、7割の人が睡眠に不満を感じているといいます。それだけ睡眠に満足していない人が多いということです。

主な睡眠障害としては
■ 寝つけない(入眠困難)
■ 睡眠を維持できない(中途覚醒)
■ 思っていたよりも早く目が覚めてしまう(早朝覚醒)
■ 慢性的に回復感のない、質の良くない睡眠が続く(熟眠障害)

どのようにしたら深く眠れるようになるでしょうか?
たいていの不眠症対策の情報は、やたらとストレスが主な原因として、【副交感神経】を高める必要性を重視しがちです。

不安やストレスを出来るだけ解消する、深呼吸する、ぬるめのお風呂に浸かってリラックスする、緊張をほぐすストレッチ・・・ しかし、これだけでは深く眠れるようになりません。

「眠る」のは「起きる」のと連動しています。
気持ちよく眠りにつけたとしても、目覚めがよくなければ、満足な睡眠 =快眠 とはいえません。
副交感神経だけに限らず、交感神経の働きが悪くなっても、眠りの質が低下するということです。

不眠の方の自律神経の状態をみると、交感神経の働きも悪くなっていることが多いのです。
基本的な考え方としては、交感神経・副交感神経の「両方」の働きを高めることが必要です。 続きをみる>