手紙
2026/06/02
最近、とても心に残る出来事がありました。
80歳の患者さんから、お願いしたわけでもなく、「どうしても感謝を伝えたくて」と、手書きのお手紙をいただいたのです。
読ませていただきながら、胸がじんわり温かくなり、「あぁ、鍼灸師になって本当に良かった」と心から思える瞬間でした。
この方は、めまいが続き、耳鼻科にも何度も通われたそうですが、なかなか改善がみられなかったとのこと。
そんな時に私のブログを見つけてくださり、「もしかしたら自律神経が関係しているのでは」と思い、来院されたそうです。
初診から2〜3日で、めまいも斜視もすっかり改善。
その後は肩・首・背中のこりの治療を続け、数ヶ月で体全体が整っていきました。
80歳という年齢で、めまいがなくなり、ふらつきが消え、「バランスの良い歩き方になった」と喜んでくださいました。
年齢を重ねるほど、歩行の安定は生活の質に直結します。
その大切さを実感していただけたことが、私にとっても大きな喜びです。
最近では、美容鍼(たるみ・美白など)も受けてくださり、「いくつになっても嬉しいものですね」と笑顔で話してくださいます。
治療の時間が、心身のリフレッシュにもなっているようで、「通うだけで元気になる」と言っていただけるのは、治療家冥利に尽きます。
施術中には、東洋医学の考え方やツボの名前、九星気学の話など、興味を持ってくださる範囲で、やさしくお伝えしています。
「毎回、学びがあって楽しい」と言っていただけるのも嬉しいことです。
お手紙の最後には、「これから起こりうる老化や嚥下の問題、血流の低下による不調も、 無理なく予防しながら先生にお世話になりたいと思っています。と書かれていました。その言葉に、背筋が伸びる思いでした。
鍼灸は、症状を取るだけでなく、 “これからの人生をより良く生きるためのサポート”にもなれる。
そのことを改めて感じさせていただきました。
こうして手書きのお手紙をいただけるのは、 技術だけではなく、日々の積み重ねを見てくださっているからこそ。
これからも、一人ひとりの身体と向き合い、 安心して通っていただける場所であり続けたいと思います。

