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処暑、サンドアートの涼やかさ

二十四節気では処暑(しょしょ)ですね。(8月23日〜9月6日頃)
処暑とは、厳しい暑さの峠を越えて、朝晩には涼しい風が吹き、心地よい虫の声が聞こえてくる頃です。暑さもやわらぎ、穀物が実り始めますが、同時に台風の季節の到来でもあります。

日中は暑いものの、朝晩の涼しさに初秋の息遣いを感じるような気もします。とはいうものの、毎日尋常でない暑さが続いていますね。ほぼ連日、熱中症に警戒するアラートが発表されています。

ちなみに「熱中症警戒アラート」は暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標)をもとにしており、暑さ指数は「気温」「湿度」「輻射熱」の3つの要素を取り入れて計算されています。

特に重要視されているのが湿度です。湿度が高いと汗が蒸発しにくく、身体から放熱する能力が低下し、熱中症になりやすくなりますので注意が必要です。

処暑の頃は台風が多く発生しやすい時期です。この時期の台風は「野分(のわき)」と呼ばれ、「枕草子」や「源氏物語」などにも記されています。近年では台風だけでなく「ゲリラ豪雨」にも気を付けないといけませんね。

ようやく暑さが静まる頃。天気図には秋雨前線が登場し、冷たい空気とともに秋を運んできます。とはいっても、日中はまだまだ暑く、夏の気候が続きます。



写真は、多肉の寄せ植えです。花屋さんに務めている患者さんにいただきました。
土の部分は「サンドアート」というらしく、絵になっているようです。

サンドアートにも種類がたくさんあり、砂浜の砂で城などを造形するもの、糊の貼られたシートにマスキングして色砂をまぶして作る砂絵的なもの、瓶の中に色砂を敷き詰めてその地層の模様で絵を描くもの(グラスサンドアート)、砂曼荼羅や盆石など多岐にわたります。

院内に花や緑があると、植物からの気(パワー)をもらい、なんだか癒されるような気がします。
みなさまにも、通院の際には心地良く思っていただければ幸いです。 続きをみる>

夏本番、熱をこもらせない身体に

夏本番の「夏至」を迎え、暑さもいよいよ厳しくなりそうですね。

6月21日は二十四節気の「夏至」です。「立夏」と「立秋」のちょうど真ん中で、一年で最も日が長く夜が短い頃です。太陽の通り道が地軸に対して90度で、北半球では正午の太陽がほぼ真上に近いところを通ります。

既にニュースでは熱中症が報じられていますが、今年はマスク着用や初夏時の ”巣ごもり” 自粛期間による発汗機能の低下も相まって、例年よりもさらに熱がこもりやすい状態です。これからの時期の熱中症には注意が必要です。

先日、梅雨時は「水邪」がたまりやすい時期で免疫力が低下しやすい状態だと書きましたが(梅雨入りは「水邪・湿邪」にご注意)「梅雨だる」という言葉があるよう、湿気が身体に溜まりやすく、むくみやすい状態になりがちです。

外気の湿度が高くなるとその影響で体内の湿度が調整しづらくなり、免疫力が低下、独特の体調不調を訴える人が多いのです。

セルフケアのポイントとしましては、身体の内側から温めることです。
梅雨どきに症状を悪化しやすい人は「冷え症」の方が多く、水を処理する機能が低下しているため水太りしやすい傾向があります。身体の内側:内臓 から冷やさないようにすることが大事です。

毎日暑いからと入浴はシャワーで済ませたり、蒸し暑いからと冷たい物を飲食してしまいがちではないでしょうか。
内臓が冷えてくると、水分代謝が落ちる原因になります。

出来るだけ湯船に浸かって、常温や温かい食べ物も取り入れてみてください。
身体に溜まった湿気を排出しやすい食材を摂取するのもオススメですね。
トウモロコシ・カボチャや豆類などを積極的に選んでみると良いかと思います。

さて、暑くなってくると更に美味しく感じるのがビール。
前述の内臓の冷えを生じるので飲み過ぎNGなのですが、ビールのお伴おつまみセットの定番「枝豆」は、身体の水はけをよくする働きがある、この時期にピッタリの食材です。

枝豆は、大豆をまだ青いうちに収穫したもので、大豆には含まれていないβカロテンやビタミンCが豊富に含まれ、しかも大豆の栄養成分である良質のタンパク質や抗酸化成分も含んでいます。

枝豆のタンパク質に含まれるアミノ酸の一種「メチオニン」は、ビタミンB1・ビタミンCとともにアルコールの分解を促し、肝機能の働きを助けてくれます。また、リン脂質「レシチン」は肝臓にたまった脂肪を分解する役目も担っており、お酒で疲れがちな肝臓の働きを助けてくれます。

真夏の最強セット「ビールに枝豆」は栄養的にも身体にとっても良い組み合わせなんですね。
(痛風や結石、という良くないハナシもありますが・・) 続きをみる>