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「慢性上咽頭炎」

私が最近読んでいるのは「慢性上咽頭炎は東洋医学で治す」という図書です。
慢性上咽頭炎を専門にしている鍼灸師の著書です。

頚の凝りを取ると慢性上咽頭炎は治るという治療方針が書かれていました。
気になったのは、この疾患で毎月新たに50人近い患者さまが来院するという事です。

慢性上咽頭炎で悩んでいる人が多いのは確かだと思います。
この本の中でも書いてありますが、耳鼻科での治療は強い痛みを伴い、なかには失神する人もいるそうです。

当院でも、きつい偏頭痛で奈良から通う女性がこの疾患をもっていました。
この方も耳鼻科でこの治療を受けていて、「痛みが強く治療後は喫茶店で休まないと動けない」と悩んでおられました。

腎虚を中心とした〈てい鍼:刺さない鍼〉でのメンタル治療をしたところ、きつい偏頭痛も起こらなくなり、鼻の調子も良くなったと喜ばれました。

上咽頭炎は、鼻の症状以外に頭痛や耳の症状など、様々の原因になります。
40代女性で蓄膿を発症後、「鼻の奥の違和感がずっと残っている」と言う訴えでしたが、まさに上咽頭部の違和感です。耳鳴りで来院されている女性も、こちらも上咽頭炎だと推察されます。

上咽頭炎においては、頭部および鼻部の深い熱を冷ますことが良いと思います。
蓄膿の方の場合は後頚部、天柱・亜門・脳戸。風府辺りの緊張が取れて症状は無くなりました。
今も来院されていますが、鼻の訴えはありません。 続きをみる>