タグ別アーカイブ: メンタルヘルス

開院 30年目の4月8日

奥田鍼灸院は1992年4月8日に開院し、明日で30年目を迎えます。

今年は開業して30年目に入る節目の年ということで、30周年に向けての気持ちを、少しばかり。
年初めに、支部員に向けてのメールで年頭所感のような感じで書いたのですが、いろんな面で結果が出せるようになりたいなぁと思ってます。

まずは、鍼灸の可能性について思うことがあります。
鍼灸と言えば〈痛み緩和〉の治療がメインのように思われている節があり、実際、鍼灸師でもそのように考えている人が多いです。

これまで臨床をしてきて、鍼灸の真価は自律神経系とメンタルの治療にある、私はそう思います。
私の願いは、「メンタル症状は経絡治療で癒やしてもらえる」そんな流れが生まれることです。

理論的にも、具体的な治療についても、だいぶ形が出来上がってきました。臨床でも成果が上がっています。今後はこのテーマで研鑽したいと思っております。

そして、東洋はり医学会なみはや支部の活動を通じて、身につけた経絡治療の技で社会に貢献できる人材を育てていきたいということです。

鍼灸に携わって40年になりますが、この間ずっと東洋医学に対する興味は尽きず、今なお学び続けています。盲学校に入って鍼灸に出会えたこと、そして東洋はり医学会に入れたこと、開業できたこと。鍼灸に出会えた幸せを日々感じるとともに、すべてに感謝の気持ちです。

これまでを振り返り、やはり一番大事なことは継続すること「グリッド」だと改めて実感しています。

ところで、『ありがとう浜村淳です』というラジオ番組も、明日で周年記念だそうです。
※1974年4月8日(月曜日)に放送開始
50年近く続く長寿番組は、多くの人に愛されている証ですね。

放送開始40周年イベントでは、「何が何でも50周年を迎えたい」と宣言し、毎日放送社長から直々に「この番組のパーソナリティをずっとやって欲しい」と打診され、浜村淳さん自身80代のご高齢にもかかわらず「病気になっても病室から放送したい」と応えたのだとか。

最後に、『ありがとう浜村淳です』にあやかるように、当院へ来られる方にしっかり向き合えるよう、私自らも心身の健康に努めたいと思います。まだまだこれから、ですね。 続きをみる>

鍼灸治療の皮膚刺激による「オキシトシン」

当院の治療法 のページや、このブログでも何度か登場している「オキシトシン」
鍼灸治療における皮膚刺激との関係について、今回は書いてみたいと思います。

皮膚に触れることで心身を癒す手技というのは、古来より世界中さまざまな文化で行われてきました。ギリシャの聖医ヒッポクラテスも触れて病を治したとされ、エジプトの壁画にも触れて病を治す場面が描かれていたり、中国の黄帝内経にも按摩の記述が残っているようです。

鍼灸治療に使用する鍼は髪の毛ほどの細さの鍼を用い、まったく痛みのない浅い部分、多くの場合は皮膚表面に触れるだけで治療が可能です。

子どもさん向けの小児鍼は、接触鍼という肌に優しく触れるだけの刺さない鍼ですが、かんのむし、夜泣き、アレルギーなど様々な症状に効果があります。

皮膚の浅い部分は、交感神経が優位に働いており、経絡治療によるソフトな鍼施術によって、交感神経の過緊張が収まり、心地よい感覚が得られ心身をリラックスモードに導きます。
皮膚に対して施術する経絡治療には、心の疲れを取り癒やす効果があります。

科学的には、脳の疲れを取り心を癒やすホルモンのオキシトシンが皮膚からも分泌されていることが発見され、近年注目されています。

また、皮膚感覚は心の状態を反映していることも解明されています。摂食障害の患者は皮膚感覚に鈍いことや、発達障害や認知症の患者も皮膚感覚に問題があることもわかってきました。

臨床において鍼灸治療はストレス関連疾患に対して有効であるとされていますが、このような、皮膚感覚は脳の働きに大きな影響を与えているという研究結果からも、鍼灸治療の可能性を感じております。

当院で多くしているメンタル治療は、皮膚に対する軽微な施術によって気の流れを正常に整え、気が滑らかに身体を流れるようにすることによって臓腑の働きを助け、心に効くと考えています。

美容鍼灸の話で触れたセロトニン、そしてオキシトシンも、鍼灸のメンタルに対する効能に関して大きな働きをしてくれています。 続きをみる>

東洋はり医学会なみはや支部 6月支部会報告

21日の日曜日は、東洋はり医学会なみはや支部の例会でした。
コロナの影響で3月から会場が確保できず3ヶ月ぶりの支部会でした。

その間、LINE やメールで連絡を取り合い、座学での学習はしてきましたが、手から手への技術指導を中心にしている会にとっては、リアルで会えないという状況は、ある意味致命的な感じがありました。

今回例会を再開できて良かったですし、月に一度の研修は、私にとっても大きな刺激になっていたんだなぁと再確認できました。

例会では、メールで配信してきた「メンタル治療」についての講義と、実際の鍼施術を支部員の皆さんに体験していただきました。

鍼の操作方法については、できるだけわかりやすく書いたつもりでしたが、実際に見て体験してもらうと、イメージしていたものとはかなり違っていたようです。
やはり技術的な内容を文章のみで伝えることは難しいですね。 続きをみる>

15年間通っています(NYさん 30代 男性)

私は30代の男性で、タイトルにもある通り15年間奥田先生にお世話になっている者です。
これまで、メンタルや皮膚のトラブル時、何となく調子が悪い時などに施術をお願いしてきました。よく分からない症状が出たら来る、私にとっての駆け込み寺のような場所になっています。

長年お世話になっている人間として、来院を検討されている方にとって参考になる情報を提供できればと思います。

【奥田先生】
非常に穏やかな方です。老若男女、外交的な人も内向的な人も話しやすいと感じるのではないでしょうか。何事も無理強いせず、そっと寄り添ってくれるイメージを持っていただけると良いかと思います。また、勉強会を通じて後進の教育にも力を入れていらっしゃるそうです。

【院内の雰囲気】
先生お一人で切り盛りされているため、話し声が聞こえることもなくとても静かです。

【施術中】
痛くない鍼を使用されているらしく、施術中は全く痛みを感じずむしろ心地良いくらいです。かすかに聞こえるゆったりとした音楽と相俟って、何度も寝てしまったことがあるくらい非常にリラックスできます。また、使い捨ての鍼を使用していると仰っていました。そしてお灸は鍼以上に気持ちが良いです。

【施術時間】
40-50分くらいです。

【症状の改善の仕方】
続けて通っていると小さな変化を感じるようになり、いつの間にか症状がなくなっています。
【立地】
大阪地下鉄「大日」駅から徒歩7分程度です。路地を入ったところにあるため、グーグルマップ等を参照しながら行った方が良いかもしれません。

いかがだったでしょうか。私が15年間通っている理由が少しでも伝わっていれば幸いです。 続きをみる>