奥田鍼灸院

「ゴム紐症候群」

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「ゴム紐症候群」

「ゴム紐症候群」

2026/05/21

急に夏が訪れたかのように暑くなると、着るものにも困りますよね。
とはいえ朝晩はまだ少し涼しいので、“うっかり風邪”が増えているのだそうです。

着るもので思い出したのですが、メディアでも取り上げられている「ゴム紐の服がよくない」とされる、いわゆる「ゴム紐症候群」。

ゴム紐症候群は、下着やボトムスのゴム紐による持続的な締め付けが、血管や神経・リンパを圧迫し、血行不良や自律神経の乱れを引き起こす現代病のことをいいます。
冷え性・むくみ・便秘・下痢・疲労感・不眠・肩こり・腰痛など、全身に多様な不調が現れるのが特徴です。

特に、鼠径(そけい)部やお腹周りの血管・リンパ節を長時間締め付けることが、全身の体調不良(頭痛、不眠、疲労感)の一因と指摘されています。

これ、もともとはレイリー現象と言いまして
「(中枢であれ抹消であれ)自律神経のどこかに(強い弱いにかかわらず) 直接または局所的かつ持続的な刺激を与え続けると、反射機転を介して血管運動の障害を起こし、さらに二次的な障害を引き起こす → 本来無害なはずの遠隔部位にまで血管運動障害や炎症・壊死などの病的な自律神経反射を起こす、非特異的な反応」
過剰刺激症候群のことです。

鍼灸医学大辞典:医歯薬出版(株) によれば、レイリー現象は発見者であるフランスのレイリー医師によって提唱され、以下の「四大特性」を持つとされます。

1.血管運動の障害:充血、浮腫、出血、壊死などを引き起こす。
2.非特異性:過剰な刺激であれば、その種類(細菌、毒素、化学物質など)は問わない。
3.非恒常性:同じ刺激であっても、個体によって現れる変化や反応が異なる。
4.障害の拡散:刺激を受けた局所にとどまらず、遠く離れた臓器などにも反応が及ぶ。

この現象は、身体が強いストレスを受けた際に全身の自律神経のバランスが崩れるメカニズムを説明する理論として、西洋医学や一部の東洋医学の治効理論などで言及されています。

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