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頭痛にメンタル治療とアロマの併用

頭痛を主訴とする患者さまにメンタル治療を始めると、割と短期間で症状の改善がみられます。
頭痛はメンタル治療の適応症と考えても良さそうですね。

最近の新患では、40歳と41歳の女性が来院されました。
お二人ともメンタル症状の悩みです。

一人は不安神経症で心療内科に4年ほど通院されています。薬はできるだけ使いたくないということで当院に来られました。
オンラインでヨーガもしていて、なんとなく前向きな感じがします。
治療はまだ2回ですが、初回で頭重感が取れたそうです。

もう一人はうつ傾向が強く、引きこもりになっていて人に会いたくないとのことでした。イライラが強く、時々爆発してしまい、お子さんに怒鳴りつけてしまうとのことです。このまま子育てができるのか心配されておられます。肝実(肝の亢ぶり)が想定できますね。

当院で行っているメンタル治療は、この肝気の調整に全身の気の滞りを取る接触鍼による施術が中心です。
初回の治療の帰りには、頭がすっきりしていたとお話しされました。
1週間リラックスして過ごせたそうです。イライラも無かったとのことでした。

改善はまだまだこれからですが、初回の効果は今後治療を継続するモチベーションになります。
メンタル治療では、初回でかなり効果が出ることが多いです。

今回はアロマも併用してみました。
ラベンダーとスイートオレンジです。リラックスアロマの定番ですね。
肝に働きかけて気の流れを滑らかに、気滞を取ってくれる香りです。

メンタル症状では、もっとアロマを活用するのが良いと考えています。
効果が出せることなら何でも取り入れていきたいと思います。 続きをみる>

ローズマリー・カンファー

私がいま勉強しているアロマについて、その中でも認知機能に良い「ローズマリー・カンファー」をご紹介します。

ローズマリーの精油は大きく分けて「シネオール」「ベルベノン」「カンファー」の、3種類があります。
ローズマリーカンファ―はハーブ感が強い、目が覚めるようなスッキリとした香りです。
精油の色は、ほぼ無色です。

カンファ―とは、樟脳(しょうのう)ともいいます。

樟脳(しょうのう)といえば、防虫剤などで聞いたことのある方も多いかと思いますが、「虫よけの木」として知られている、楠(クスノキ)の木片を水蒸気蒸留で抽出し結晶化させる方法などで生成されています。

カンファ―(樟脳)は、医薬名ではカンフルといいます。
「カンフル剤」という言葉でピンとくるでしょうか。ウコンに含まれる成分で、これを15%ほど含有するローズマリーカンファーはローズマリーの中でも一番刺激的なアロマです。

中枢神経を刺激することで心運動亢進・血圧上昇・呼吸量増大をきたし、かつては蘇生薬として知られていました。中枢神経興奮・防腐作用・局所刺激作用などがありますが、特に神経と筋肉へ働きかけるといわれ、筋肉疲労やデトックス系の循環促進に良いとされます。

筋肉痛や神経痛、こむら返りに効果があります。またその香りは交感神経を刺激するともいわれるため、精神的疲労や無気力にも効果的で、うつ症状にも使用されることがあります。神経を刺激して頭をクリアにして記憶力や集中力を高めます。

そして最近では、精油の成分が「認知症」に効果があるとして、医療の現場でも注目されることになりました。




ちなみに、ローズマリーはシェイクスピアの作品に多く登場します。
「愛しい人よ、これがローズマリー、思い出のしるし(私を忘れないで)」
という四大悲劇『ハムレット』のオフィーリアの台詞は有名です。

シェイクスピアの時代には、「記憶・思い出」や「長寿」を象徴するハーブとして知られていました。ローズマリーは、ハーバリストの活躍した17世紀頃のイギリスで大変人気を博し、実際に記憶力、集中力をアップするハーブとして知られています。

狂気のオフィーリアが、ハムレットだと思って渡したローズマリー。和名ではマンネンロウというそうで、 花言葉は「思い出」「記憶」「貞節」「誠実」「変わらぬ愛」と記憶に由来するものが多く、 アロマテラピーでは「記憶のハーブ」とも呼ばれています。

古来より親しまれているアロマの効用を知るほどに、今後の鍼灸治療との併用の展望を期待してしまう今日この頃です。 続きをみる>

アロマを勉強中です

こうも雨が続くと、ジメジメして気分がスッキリしませんね。
家で過ごす時間が増えている方も多いのではないでしょうか。
コロナウイルス対策で、おうち時間を楽しむグッズの売れ行きが良いそうですね。

私はというと、今、アロマに凝っています。
以前から趣味的には好きでしたが、認知症にアロマの香りが効果的だという本を読んでから、おもしろいなぁと思い関心が高まりました。

前述の本は鳥取大学の先生が書いた本です。
 文献参考:認知症予防に対するアロマセラピーの可能生
 (鳥取大学医学部保健学科 生体制御学 谷口 美也子 助教授 浦上 克哉 教授)

ローズマリー・カンファーとレモンのブレンド精油で、朝2時間香りを嗅ぐと認知機能や記憶力に良いと… 介護施設でのアロマセラピー導入結果など取り上げられていました。
実際にやってみると、なんとなく頭の回転が良くなって集中力が向上するのを感じます。

それから少しテンションも上がるみたいです。
鍼灸治療にアロマセラピーの要素も付加すると面白いのではと勉強中です。
今後のブログでも、その学習の成果をご紹介したいと思います。 続きをみる>