夏バテ
2026/07/28
■夏バテは「自律神経の疲れ」から起こる夏の暑さは、身体にとって大きなストレスです。
気温差・湿度・冷房・睡眠不足などが重なると、自律神経が休む暇を失い、交感神経が優位になりやすくなります。
その結果として、
– 食欲が落ちる
– 胃腸の動きが弱くなる
– だるさ・倦怠感
– 集中力の低下
– 寝ても疲れが取れない
といった「夏バテ症状」が現れます。
自律神経の中でも、迷走神経(副交感神経)は回復・消化・リラックスを司る重要な神経です。
この迷走神経が働きにくくなると、夏バテが長引きやすくなります。
■迷走神経アプローチで夏バテを整える迷走神経は、首・胸・お腹を通り、内臓の働きを調整しています。
鍼灸では、以下のようなアプローチで迷走神経を整え、夏バテの回復を促します。
– 頸部の緊張をゆるめる(胸鎖乳突筋・斜角筋)
– 腹部の調整(みぞおち・胃の周囲)
– 呼吸を深くしやすい身体づくり
– 背中の副交感ポイント(督脈・膀胱経)への施術
– 耳介迷走神経への刺激(耳つぼ・耳鍼)
迷走神経が整うと、
「胃腸が動き出す → 眠りが深くなる → 体力が戻る」という回復の流れが自然に起こります。
■自宅でできるセルフケア:耳のマッサージ耳には迷走神経の枝が分布しており、軽い刺激で副交感神経が働きやすくなります。
■ 耳マッサージのやり方
– 耳全体を軽くつまんで、上下・左右にゆっくり動かす
– 耳の付け根(耳介の根元)を円を描くように優しくほぐす
– 耳の内側のくぼみ(耳甲介)を軽く押す
※力は「気持ちいい弱さ」で十分。
※1分〜2分で効果が出ます。
こんな方に特におすすめです:
– 胃が重い
– 呼吸が浅い
– 寝つきが悪い
– だるさが抜けない
■呼吸法:迷走神経を直接ゆるめるセルフケア
呼吸は迷走神経と深くつながっています。
特に「ゆっくり吐く」ことで副交感神経が働きやすくなります。
■夏バテに効く呼吸法(1分)
1. 鼻から軽く吸う(2秒)
2. 口をすぼめて、細く長く吐く(6〜8秒)
3. これを5〜8回繰り返す
ポイントは「吐く息を長くすること」。
これだけで心拍が落ち着き、迷走神経が働き始めます。
■まとめ:夏バテは“自律神経の疲れ”を癒すことが回復の近道
– 夏バテは自律神経の乱れから起こる
– 迷走神経を整えると回復が早い
– 耳のマッサージ・呼吸法は即効性のあるセルフケア
– 鍼灸は迷走神経の働きを高め、胃腸・睡眠・体力の回復を助ける


