奥田鍼灸院

壮大な経穴名

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壮大な経穴名

壮大な経穴名

2026/07/07

今日は七夕ですね。
珍しく今年の大阪は晴れ模様とのこと、織姫と彦星が出会えるといいですね。

経穴の名前には、天文にちなんだものがあります。

たとえば「北斗七星」に由来する経穴。
古代中国では天の中心である北斗七星が重視され、その名が採用されました。

 

・天枢(てんすう):北斗七星の1番目の星のことです。
お腹の臍外側にあり、上下腹部の境目・腸の働きの中心となることから名付けられました。

・璇璣(せんき):北斗七星の第2星・第3星に由来します。
胸の中心にあり、呼吸器(肺気)を調える中心として名付けられました。

・上星(じょうせい):頭のてっぺん近くにあり、天の星(特に北極星や星空)を仰ぎ見たときに高い位置に来ることに由来するとされます。

 

また、惑星(星)に由来する経穴に、 金星の別名をもつ太白(たいはく)があります。
足の親指の付け根(内側)にある脾経の重要なツボで、非常に強いエネルギーを持つ星に例えられたとされています。

西方にある星は、明けの明星「太白金星」といい、五行の「金(西方・白色)」に属します。
人体においては呼吸器などを司る「肺」が同じく「金」に分類されるため、 肺はそれに応じて関わりを持つと考えられています。
「金」の気を持つ肺(呼吸器・免疫系)は、「土」の気を持つ「脾(胃腸・消化器)」に養われ(相生)、火の気に影響を受けやすいとされます。脾土は肺金を生ずるため名付けられたと考えられます。

 

他にも、天府・天衝・紫宮・華蓋・太陽・日月・承光など、天や宇宙を連想させる壮大な名前が付けられた経穴が多く存在します。
これは、人体の小宇宙と大宇宙(自然界)が対応しているという考え方に基づいています。

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