脊柱管狭窄症
2026/02/26
脊柱管狭窄症は50代以上から増え始めますが、70歳以上ですと2人に1人ぐらいの割合で症状が見られるという報告があります。
加齢などで背骨の神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、神経が圧迫されて痛みやしびれが生じる、非常に身近な慢性疾患です。
腰椎に多く(腰部脊柱管狭窄症)、歩くと足がしびれ、しばらく休むと治る「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」が典型症状です。
整形外科ではブロック注射などの保存療法が中心ですが、改善しない場合は手術をする場合もあります。
当院にも、脊柱管狭窄症の症状を訴える患者さんが来られます。
整形では手術しかないといわれたそうで、他所の鍼灸院で治療してもらったところ、翌日立てないほど悪化したそうです。
こちらでは通常の接触鍼に加えて、アルミ円鍼で打診術をしました。
数回の施術で、著効しています。脊柱管狭窄症のしびれも接触鍼で軽減し、立位もつらかったのが歩けるようになっています。
脊柱管狭窄というのは〈梨状筋辺りの緊張が中心の気の病に近い病態〉だと考えています。
脊柱管狭窄症で腰の手術をされた方は、術後に幸い痛みは取れているものの、手術を受けてからほとんど眠れない状態が続いているとのことで来院されました。
手術のストレスが原因だろうとは思いましたが、かなり深刻な不眠の訴えでした。
腎を中心としたメンタル治療は良好で、6回ほどの施術で眠剤も必要無くなり、もとの元気な状態になったと喜んでおられました。
気の病・血の病、この判断は難しいですね。

