呼吸法「プラーナヤーマ」
2025/12/04
私が所属している東洋はり医学会 なみはや支部の例会では、臨床雑話のテーマに「呼吸法」を取り上げることが度々あります。
治療力を高めるには、手指の技術だけでなく、術者自身の「心の状態」を整えることがとても大切だと考えています。
具体的には、心身がリラックスし、共感力と内受容感覚が高まり、患者さんとの神経的な同調が自然に起こりやすい状態です。
ヨーガの呼吸法で「プラーナヤーマ」というのをご紹介します。
「プラーナ」は東洋医学でいう「気」と同じ概念と捉えてください。
「ヤーマ」は「制御」を意味し、生命エネルギーを意識的にコントロールする技法です。
やり方はとてもシンプルです。
※背筋を伸ばして、座位または立位で行います。
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①まず、鼻からゆっくり5カウントで息を吸います。
横隔膜をしっかり使って、深く吸い込みましょう。
②次に、5カウント息を止めます。
このとき、軽く顎を喉元に引き寄せ、息をやさしく締めるように保ちます。
(これを「バンダ」と呼びます)
③そして、7カウントかけて鼻から静かに息を吐きます。
④吐き終えたら、3カウント休みます。
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この①~④の一連の呼吸は約20秒なので、1分間に3回のペースです。
最初は4分間、慣れてきたら7分間続けてみてください。
この呼吸法を行うことで、長時間の瞑想と同じような脳波状態が得られるとされています。
集中力や直感力が高まり、引き寄せの力も強まると言われています。もちろん自律神経も整い、心身が最適な状態に近づきます。


