キラーストレス
2016/07/08
ストレスを軽くみていると大変なことになる。
先日放送されたNHKスペシャル”キラーストレス”は、けっこうショッキングな内
容でした。
私たちが日常感じているありふれたストレスであっても、そのようなストレスが複数
加わり、適切な対処をしないとキラーストレスと言って、私たちの生命を脅かすよう
になり、突然死の原因にもなるということです。
キラーストレスというネーミング自体怖いですね。
ストレス反応のメカニズムについては、以前にも書かせていただきました。
ストレスが加わると、恐怖心や不安を司っている扁桃体という脳の部分が興奮し、そ
の興奮によって副腎からストレスホルモンが大量に分泌され、同時に自律神経も過緊
張状態になり、心身にいろんな症状を引き起こしてゆきます。
番組では、自律神経の過度な緊張によって血管が絞り上げられて、心筋梗塞や脳卒
中を発症すること。
ストレスホルモンが遺伝子に影響を及ぼして、免疫機能を阻害して、癌細胞の増殖を
促すこと。
ストレスホルモンによって、細菌が毒性を高めて、血管内壁にこびりついて血管を破
ってしまうことなど、最近の研究で明らかになったストレス反応のメカニズムをわか
りやすく解説してました。
そのほかにも、ストレスがアレルギーやアトピー、糖尿病の発症や悪化に関わってい
るこどなども触れられていました。
ストレスホルモンのコルチゾールが過常に分泌されることによって、海馬が壊されて
萎縮することも近年の研究で明らかになりました。
海馬は、感情と記憶を司っている部分で、これが萎縮することでストレスから鬱病に
なってゆくメカニズムがわかってきました。また認知症のリスクもストレスによって
高められるということも深刻です。
もともとこのストレス反応は、狩猟生活をしていた古代に私たちを猛獣などの天敵
の危険から救うために生まれた仕組みなのですが、ストレスが多く存在する現代では、


