奥田鍼灸院

続・漢方のお話

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続・漢方のお話

続・漢方のお話

2025/10/30

前回ブログで紹介しました漢方薬「抑肝散」ですが、先日来院した10代男性も夜神経不安定で興奮するということで、抑肝散をおすすめしました。
かかっている精神科で出してもらったそうですが、その精神科の先生も頭痛で抑肝散を飲んでいるとのことです。

漢方薬を飲むタイミングですが、一般的には食前、または食間、が推奨されていますよね。
これは生薬の働きを助けるためです。
胃が空っぽの状態で服用したほうが有効成分の吸収が効率良く、食事との相互作用を避けることができます。

漢方薬の成分は食事の影響を受けやすいため、食前の方が効果を発揮しやすくなります。
特に、糖がついた「配糖体」と呼ばれる成分は、空腹時に腸に届くことで腸内細菌によって糖が外され、腸から吸収されやすい形に変化します。

とはいえ、飲み忘れなく生活スタイルに合わせて無理なく続けられる時間で服用することが最も重要ですので、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。

そして漢方薬を服用する際は、お茶や牛乳などの飲み物と同時に飲むと成分が反応する可能性があるので、水か白湯で飲むのがおすすめです。

また、漢方には時間と臓器の働きを結びつける「子午流注(しごるちゅう)」という東洋医学の考え方があります。

これも時間との関係で漢方の理解を深めるヒントになります。

1日24時間を2時間ごとの12に等分した時刻(子午:日本の「十二支」と対応しています)と、体の臓器(十二臓腑)の気血が巡る流れ(流注)の関連性を説いています。
1日の中で、どの臓器がどの時間帯に最も活発に働くかを示し、臓器の気血の運行リズムを説明する理論です。

 

鍼治療にも、この子午流注の理論を利用して、時間帯に合わせてツボに鍼を刺す「子午治療」や「子午流注鍼法」があります。これにより、対応する臓腑や経絡を調整することができます。

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