残暑に温灸セルフケア
2025/09/18
少し暑さが和らいできたかと思えば、また照り返すほどの日差し…
体がまいってきそうですね。まだまだ暑さは続きそうです。
暑さ寒さも彼岸まで、とは言いますが、今の時期は夏の疲れが出る要注意のタイミングです。
ギックリ腰やめまいなど、発症しやすいように思います。
十分に良質な睡眠を取るようにして、食事にも気をつけて、残暑を乗り切りましょう。
セルフケアとしては、温灸を用いて身体全体の陽気を補うと良いです。
温灸は熱くなく、ほんわり温かい心地の良い程度が理想です。
当院では温灸治療を施すことがありますが、自宅でも簡単な温灸の代用ケアができますよ。
ダルビッシュ投手の愛用で一時話題になった、せんねん灸の貼るタイプのお灸「太陽」とか携帯もできて便利です。冬でしたら湯たんぽを使うのもアリです。ホットドリンクのペットボトル、カイロなどお手軽ですね。
陽気を補うツボとしては、足裏の湧泉(ゆうせん)や、特に外踝の下の申脈(しんみゃく)、腰の命門(めいもん)穴などを温灸で温めておくと、腎を温めることで強化できます。
また、睡眠を深めたい場合は、おへその位置にある神闕(しんけつ)を暖めると、精神が安定していきます。
とても気持ちが良いですし、熟睡できます。いつもより深い眠りが得られると思います。
これは、お腹を温めることで自律神経の副交感神経が優位に働くようになるからです。
副交感神経が高まると、イライラや不眠の原因ともなる交感神経の働きが相対的に抑えられます。
また、体温が上がった後、体温が徐々に下がって行く時に眠気が来るようになっていますから、寝付きの悪い場合にも効果的です。
※置いたまま眠ってしまうと、低温火傷の心配がありますので気を付けてください。
おへそは、まだお母さんのお腹の中にいた時にお母さんと繋がっていて、血液を通して栄養やエネルギーをもらっていたところです。
神闕(しんけつ)の「神」は生命力の意味で人体への出入り口、「闕」は重要なところの意味ですから、生命力や生命維持の元となるエネルギーが通る「門」と考えられています。
なんだかすごいツボですね。
温灸ケアで調子を整えておくと、これからの時期、夏の疲れも出にくくスムーズに秋を迎えることができますよ。


