タグ別アーカイブ: 体調不良

腸脳相関

朝、出掛ける前、急に差し込むようなお腹の痛みに悩まされる… という方は、一定数おられます。
冬など気温が低くなると身体の冷えもあり、特にひどくなると言います。
下痢止めのCMのように、出勤前の途中、急な腹痛に困ったことはありませんか。

腸の運動は自律神経系がコントロールし、バランスが保たれています。
過度なストレスを感じると自律神経系のバランスが崩れ、腹痛や下痢が起こることがあります。
これが慢性的なものだと、過敏性腸症候群と診断される方が多いです。

起きて活動しているときは交感神経が働き、腸の働きが弱まります。
一方、休息しているときは副交感神経が働き、大腸の働きを強めます。
睡眠中は副交感神経が働き、大腸で水分が吸収されながら便が動いて、起床後に排便が起こるのが規則的なサイクルです。

ところが、大きなストレスを認識すると大脳辺縁系のような脳の深い部分に不安や緊張といった情動が発生し、脳の中心部にある自律神経系の最高中枢である視床下部に信号が送られます。

ストレスが大きければ大きいほど、その信号が過剰に伝わり視床下部がオーバーワーク状態になってしまいます。私たちの身を守るための警報のような働きをしてくれているともいえますが、これが過常に働きすぎると自律神経系のバランスが崩れてしまい、大腸の動きもバランスを崩し下痢を起こしやすくなるのです。

当院では、脉診流経絡治療を中心に「夢分流腹部打鍼術」を合わせ用いる事により、経絡と臓腑の両面から気のアンバランスを速やかに改善できるようにしています。 続きをみる>

マスクと口呼吸

連日コロナウイルス感染拡大の情報が入り、各地で警戒レベルが上がってきていますね。
感染対策のひとつとして定着している「マスク着用」ですが、それに伴う「口呼吸による不調」にも注意が必要です。

マスクの下、気が付いたら口がポカンとあいていることはありませんか。
最近はマスクをしている時間が多いため、息苦しさから口が開きがちになります。

ご存じの方も多いと思いますが、鼻ではなく口で呼吸をするのは、身体にはよくない習慣です。
口呼吸が習慣になれば、菌やウィルスが体内に入り込みやすくなり、免疫力の低下や感染症のリスクを高めるなど体調不良につながります。

口や喉の乾燥は、虫歯・歯周病・口臭・いびき・扁桃炎などの原因になりやすいだけでなく、身体が緊張状態と勘違いして、睡眠中も体を休められないというリスクがあります。

見た目にも影響があります。口が開いたままでいると、頬の筋肉の圧力が変わることで歯並びが変わったり、顎や舌の位置が正常でなくなることでも歯列がゆがむ原因になります。
顔のたるみ、シワ、二重アゴにもなりやすいです。

さらに、口呼吸により口まわりの筋力が衰えることで、この口呼吸が慢性化しやすくなることも考えられます。マスクの時でも、出来るだけ意識して口呼吸予防を心がけましょう。

また、口呼吸以外でも、マスクによる耳痛やマスクかぶれ(肌かぶれ)も問題になっていますね。
マスクを長時間していると、自分の呼気を吸い込むことが多くなって、血中の二酸化炭素濃度が高くなり、頭痛の原因になったり脳に悪影響が生じる恐れがあるそうです。

マスクについては必要なシーンでは使い、そうでなければできるだけ外す方が良いのかなと考えています。 続きをみる>

高血圧と自律神経

11月に入り、グッと朝晩が冷えてきました。
寒くなってきますと、よく耳にするのが「(寒さで)血圧が上がる」といった話です。

高血圧とは、血圧の高い状態が続くことをいいます。
血圧が高いために体に不調が出ている、と考える場合(動脈硬化などの身体構造的な要因など)もありますが、体に不調があるために血圧が高くなっている状態の方もいます。

それは、高血圧の原因が自律神経の乱れによって引き出されている場合です。
自律神経の一番の役割は、心臓・血管・リンパ管などの循環器をコントロールすることです。
循環器症状である高血圧も現れやすい症状といえます。

自律神経の交感神経が過度に緊張することで、血管が狭くなり、高血圧になることがあります。
実際に、交感神経優位で不眠が続いていたら、一時的に最高血圧180を超えてビックリした、という30代の女性もおられました。

自律神経失調症の方には様々な症状が出てきていますので、特に意識せずとも高血圧状態になることがあります。血圧測定を心掛け、日頃のバロメーターにするのも良いかと思います。

血管は、交感神経が強く働いている時に収縮し、副交感神経が強く働いている時には拡張します。
この自律神経がバランス良く働いていると、血管は適度に収縮と拡張を繰り返し、全身の毛細血管まで血液は行き渡ります。

これまでの臨床経験におきましても、自律神経失調症状を治療していくと、血圧が下がり安定してくることが分かっています。自律神経の乱れを整えてあげると、自然と血圧は安定してくるということです。 続きをみる>

秋の不調

今年の夏も猛暑でしたが、9月に入ってから朝晩が特にめっきり涼しくなりましたね。

このような日中の気温の緩急が大きい時期は、心身に不調を起こしやすくなります。
夏の疲れが出る頃でもあり、気温や気圧が変わりやすい気候では自律神経のみだれが原因だと考えられます。

自律神経のみだれによる不調で多いのが「不眠」です。
当院にも不眠の悩みで来られる方、また別の症状とともに眠れないとおっしゃる方は多いです。

多くの場合、陰気の弱りから、相対的に陽気の方が昂ぶり熱となって頭部に停滞しており気が上がっている状態になっています。肝と腎の陰気を増やし、上半身に停滞している陽気による熱を冷まして、昂った神経を鎮め気を引き下げるように治療します。

また、自律神経が整っていない状態が続くと「うつ症状」も出やすくなります。
日照時間の少ない冬期に症状が強くなったり発症することが知られていますが、夏から秋にかけてのタイミングでうつも症状悪化・発症の危険性が高まるようです。

運動不足や、適度な紫外線を浴びて体を刺激することがないため交感神経が活性化されず、副交感神経優位状態を持続します。リンパ球が増大し、過敏体質になり、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギーも発症しやすくなります。

東洋医学では、不調は身体の陰陽の気のアンバランスとしてとらえ、治療しています。
経絡治療で【交感神経】と【副交感神経】をバランスのとれた状態に整えてあげることが大事です。

当院では不眠の訴えのある方には「ヨーガニードラ」をおすすめしています。
これは「寝たまんまヨーガ」とも言われ、身体を動かすことなくできるヨーガです。

超おすすめは「ディープリラクゼーション」というCDです。前半の部分に、ボディースキャンや筋弛緩、呼吸法などのワークが入っていて、多くの方はCDの最後まで聴けずに途中で眠りに入ることができます。

またアロマもおすすめしています。
不眠には真正ラベンダーとプチグレンの組み合わせが効果的です。

そしてただ今私自身で試しているのですが、シダーウッドバージニア精油も良いと思います。
木の香りがして、眠りの質が向上し、深く眠ることができます。 続きをみる>

頼りにしています(MSさん 40代 女性)

出産後、体質が変わってパニック障害やいろんな不調と20年以上付き合ってきました。
3年位前に心労と更年期が重なって食べられない寝られない動悸、不安症など自律神経失調症の不調のオンパレードで心療内科に行くか悩んでる時にたまたまこちらのレビューを見て行ってみようかと思い立ちました。
当時は採血の注射針で失神した事もあるくらいで針を刺すことが怖くて抵抗がありましたが藁をもすがる気持ちでした。
恐る恐る訪ねた奥田先生の治療は全然痛くもなく、どんどん癒されました。
肩や腰など痛い所を施錠して貰って帰りにはスッキリしている時もあれば、その時はあまり実感がない時でも翌日以降どんどん痛みが治まります。
今では隔週で整えていただきパニックも出ないし本当に落ち着いてきました。
同じ様な体質の娘共々お世話になり、施錠以外にもヒーリングに関するいろんな知識を教えて貰い、頼れる奥田先生にはいつまでもお元気でいて欲しいと思います。 続きをみる>

社会復帰することができました!(KTさん 20代 女性)

精神的にしんどくなってしまい、3ヶ月以上休職し、心療内科に行ったところ、生理前症候群と診断され、薬の服用を始めました。前職は、退職してしまいましたが、通い始めてから順調に回復し、再就職することができました。薬の副作用も出ることなく過ごしています。現在も、仕事の疲労感を回復してもらうため通わせて頂いております。とても体がスッキリするので、オススメです。

同じように、心療内科に行っているけれど、回復しないという方はぜひ予約してみてください! 続きをみる>

夏本番、熱をこもらせない身体に

夏本番の「夏至」を迎え、暑さもいよいよ厳しくなりそうですね。

6月21日は二十四節気の「夏至」です。「立夏」と「立秋」のちょうど真ん中で、一年で最も日が長く夜が短い頃です。太陽の通り道が地軸に対して90度で、北半球では正午の太陽がほぼ真上に近いところを通ります。

既にニュースでは熱中症が報じられていますが、今年はマスク着用や初夏時の ”巣ごもり” 自粛期間による発汗機能の低下も相まって、例年よりもさらに熱がこもりやすい状態です。これからの時期の熱中症には注意が必要です。

先日、梅雨時は「水邪」がたまりやすい時期で免疫力が低下しやすい状態だと書きましたが(梅雨入りは「水邪・湿邪」にご注意)「梅雨だる」という言葉があるよう、湿気が身体に溜まりやすく、むくみやすい状態になりがちです。

外気の湿度が高くなるとその影響で体内の湿度が調整しづらくなり、免疫力が低下、独特の体調不調を訴える人が多いのです。

セルフケアのポイントとしましては、身体の内側から温めることです。
梅雨どきに症状を悪化しやすい人は「冷え症」の方が多く、水を処理する機能が低下しているため水太りしやすい傾向があります。身体の内側:内臓 から冷やさないようにすることが大事です。

毎日暑いからと入浴はシャワーで済ませたり、蒸し暑いからと冷たい物を飲食してしまいがちではないでしょうか。
内臓が冷えてくると、水分代謝が落ちる原因になります。

出来るだけ湯船に浸かって、常温や温かい食べ物も取り入れてみてください。
身体に溜まった湿気を排出しやすい食材を摂取するのもオススメですね。
トウモロコシ・カボチャや豆類などを積極的に選んでみると良いかと思います。

さて、暑くなってくると更に美味しく感じるのがビール。
前述の内臓の冷えを生じるので飲み過ぎNGなのですが、ビールのお伴おつまみセットの定番「枝豆」は、身体の水はけをよくする働きがある、この時期にピッタリの食材です。

枝豆は、大豆をまだ青いうちに収穫したもので、大豆には含まれていないβカロテンやビタミンCが豊富に含まれ、しかも大豆の栄養成分である良質のタンパク質や抗酸化成分も含んでいます。

枝豆のタンパク質に含まれるアミノ酸の一種「メチオニン」は、ビタミンB1・ビタミンCとともにアルコールの分解を促し、肝機能の働きを助けてくれます。また、リン脂質「レシチン」は肝臓にたまった脂肪を分解する役目も担っており、お酒で疲れがちな肝臓の働きを助けてくれます。

真夏の最強セット「ビールに枝豆」は栄養的にも身体にとっても良い組み合わせなんですね。
(痛風や結石、という良くないハナシもありますが・・) 続きをみる>