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ローズマリー・カンファー

私がいま勉強しているアロマについて、その中でも認知機能に良い「ローズマリー・カンファー」をご紹介します。

ローズマリーの精油は大きく分けて「シネオール」「ベルベノン」「カンファー」の、3種類があります。
ローズマリーカンファ―はハーブ感が強い、目が覚めるようなスッキリとした香りです。
精油の色は、ほぼ無色です。

カンファ―とは、樟脳(しょうのう)ともいいます。

樟脳(しょうのう)といえば、防虫剤などで聞いたことのある方も多いかと思いますが、「虫よけの木」として知られている、楠(クスノキ)の木片を水蒸気蒸留で抽出し結晶化させる方法などで生成されています。

カンファ―(樟脳)は、医薬名ではカンフルといいます。
「カンフル剤」という言葉でピンとくるでしょうか。ウコンに含まれる成分で、これを15%ほど含有するローズマリーカンファーはローズマリーの中でも一番刺激的なアロマです。

中枢神経を刺激することで心運動亢進・血圧上昇・呼吸量増大をきたし、かつては蘇生薬として知られていました。中枢神経興奮・防腐作用・局所刺激作用などがありますが、特に神経と筋肉へ働きかけるといわれ、筋肉疲労やデトックス系の循環促進に良いとされます。

筋肉痛や神経痛、こむら返りに効果があります。またその香りは交感神経を刺激するともいわれるため、精神的疲労や無気力にも効果的で、うつ症状にも使用されることがあります。神経を刺激して頭をクリアにして記憶力や集中力を高めます。

そして最近では、精油の成分が「認知症」に効果があるとして、医療の現場でも注目されることになりました。




ちなみに、ローズマリーはシェイクスピアの作品に多く登場します。
「愛しい人よ、これがローズマリー、思い出のしるし(私を忘れないで)」
という四大悲劇『ハムレット』のオフィーリアの台詞は有名です。

シェイクスピアの時代には、「記憶・思い出」や「長寿」を象徴するハーブとして知られていました。ローズマリーは、ハーバリストの活躍した17世紀頃のイギリスで大変人気を博し、実際に記憶力、集中力をアップするハーブとして知られています。

狂気のオフィーリアが、ハムレットだと思って渡したローズマリー。和名ではマンネンロウというそうで、 花言葉は「思い出」「記憶」「貞節」「誠実」「変わらぬ愛」と記憶に由来するものが多く、 アロマテラピーでは「記憶のハーブ」とも呼ばれています。

古来より親しまれているアロマの効用を知るほどに、今後の鍼灸治療との併用の展望を期待してしまう今日この頃です。 続きをみる>