東洋医学における「肺」の関係 ①
2020/04/25
今回は、新型コロナウイルスの「肺炎」にちなんで、「肺」と東洋
西洋医学的には、「肺」とは端的に言えば呼吸によるガス交換です
膜と毛細血管の壁を通して、呼吸による二酸化炭素と酸素の交換(
息を吸えば、酸素は毛細血管を通じて体内に運ばれ、息を吐けば、
このようなガス交換は、濃度の高低によって物質が移動する拡散と
東洋医学における「肺」とは、正気を取り入れ濁気を排出する役割
ここでの濁気には、二酸化炭素と【体内の水分】も含まれています。
肺の機能が低下すると、大気からエネルギー生成できない状態とな
肺の各機能(呼吸器系の機能、体表部の防御機能)の失調として、
また、漢方医学において肺は呼吸だけでなく、体の水分代謝を司り
肺の機能を高めることによって、ターンオーバーが正常化し、髪の
つまり、肺と皮膚との関係は大いにあるのです。
冬の終わりから春先や、秋頃など、乾燥気候時の影響を最も受けやすい
健康な人の肺は、水と血によって潤されていることで、呼吸と防御
したがって乾燥気候によって肺の水血が不足してくると、カラ咳、
少し、長くなりそうなので今回はこの辺で。続きはまた明日書きたいと思います。