経絡治療の病に対する予防的な効果

新型コロナウイルスの情報が、連日報道されていますね。

日本においては現在、流行が認められている状況ではありませんが、正しい情報をしっかり把握しながら、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様に一人ひとりの咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。

ところで、経絡治療を週に1度ほど続けておられる方からよく言われるのが

「鍼治療をするようになってから風邪をひかなくなった」
あるいは
「風邪をひいても寝込まずに治るようになってきた」

施術している者にとって、とてもうれしい発言です。
これは経絡治療が、免疫力向上とともに自然治癒力向上に働いている証だと考えられます。

西洋医学的に言えば、自律神経のバランスがとれることで、顆粒球とリンパ球のバランスが良い状態に保たれ、免疫力が向上していることを示します。

東洋医学では、3つの病の原因があります。

1つ目は、暑さ寒さなどの外的環境、そしてウイルスや細菌などが体内に侵入してきて起こる病を外邪による外感病(がいかんびょう)といいます。

2つ目は、外邪によるものではなく、過度の感情の変化や精神ストレスによって内を害する内因による内傷病 (ないしょうびょう)です。

最後3つ目は、飲食の不摂生や良くない生活習慣で生じる不内外因です。

東洋医学には未病という思想があります。
未病とは、まだはっきりとした病ではないが、放置しておくと病になってしまう状態のことで、東洋医学の目指しているのは、この未病を治すことだといえます。

風邪は万病のもとと言われますが、文字通り経絡治療で風邪以外の病に対しても予防的な効果があると実感しています。