月の満ち欠け

二十四節気では「立冬」ですね。暦の上ではこの日から立春の前日までが冬になります。
木枯らしが吹き、木々の葉が落ち、はやいところでは初雪の知らせが聞こえてきます。真冬の寒さに備えて、冬の準備を始める「こたつ開き」の時期でもあります。

10月上旬は、まだ残暑かというぐらい暑い日もありましたが、後半は急に冷え込む日が増えてきました。11月に入ってからは秋らしい日が続くように感じます。

さて、11月19日の夕方から宵にかけて、日本全国で「部分月食」が見られるそうです。
今のところ天候は良さそうなので、しっかり見えるのではないでしょうか。

関西(関東以西)では、月の出現よりも部分月食の始まりの方が早いため、月が欠けた状態で登ってきます。

最も欠けた状態になるのは18時頃で、月の直径の97.8%まで影に入る、大変深い部分月食になるとのことです。(ただし、月が欠けるといっても真っ暗になって完全に見えなくなるわけではなく、少し暗くなっていくという感じだそうです。)

月食とは少し違うかもしれませんが、東洋医学では月の満ち欠けと正気の盛衰を意識しています。

正気とは生命エネルギーのことで、新月から満月に向かう15日は正気が徐々に強くなって、満月から新月にかけては正気が徐々に衰えてゆくと考えます。

治療も正気が乏しくなっている新月あたりでは、正気を損なうようなきつい治療はNGとされています。この時期は正気を増やすような補いの治療を中心にします。