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顔面に対する鍼灸治療

現在、鍼灸を受療する方の半数以上が「美容目的」だというデータがあります。
これはTVや雑誌などマスコミの影響が大なんだろうと思いますが、今まで美容と鍼灸がここまで注目されたことはなかったです。

私は鍼灸治療で健やかに美しくなれる健美が手に入ると考えています。
経絡治療をしていると、肌の状態が良くなってゆきます。これについては、敏感な方だと治療を始めてから割と早い段階で気づかれることが多いです。

東洋医学的な解釈では、皮膚表面に巡っている衛気が全身を滑らかに流れるようになった結果です。
西洋医学的な解釈をすれば、自律神経が整えられて皮膚でも血流が改善されているということになります。

そして最近の研究成果において、顔に対する鍼施術で注目すべき事が分かってきました。

顔面の抗重力筋・・といってもすぐにわからないかもしれませんね。口角を上げて笑顔を作る筋肉群です。口の周りの筋肉、そして目の周りの筋肉群に対する鍼刺激によってセロトニンの分泌が多くなり、また脳の血流が増加することが分かってきました。

セロトニンはストレスに対して効果がある脳内物質です。精神の安定や安心感や平常心、頭の回転を良くして直観力を上げるなど、脳の活動を活発にしてくれます。

これが顔面に対する鍼灸治療によりセロトニンが分泌され脳内の血流が改善されて、健美とともにメンタル面でも大きな効果が期待できるエビデンスとなっています。
当院では、特にメンタル面で必要のある方には積極的にお顔の施術をしています。 続きをみる>

東洋医学とアロマの効用

以前からアロマには興味があり、鍼灸治療にアロマセラピーの要素も付加すると面白いのではと、勉強しているところです。
「スピリットとアロマテラピー」という本を読んでいますが、とてもおもしろいです。

スピリットとアロマテラピー 東洋医学の視点から、感情と精神のバランスをとり戻す
(ガブリエル・モージェイ:著 前田 久仁子:訳)

初心者から実践家まで長年愛読されているロングセラーの書籍です。
日常の心の緊張・焦燥感・沈んだ気分の解消法など、わかりやすくメンタル面でのアロマが語られていて、しかも陰陽説、五行説など東洋医学の観点でもアロマオイルを解説しています。

自律神経のみだれやメンタルの諸症状は様々ですが、東洋医学的な見方をすると、その本質には気がスムーズに身体を巡っていないことにその原因があると考えます。
これを中医学の専門用語では「気滞」と呼んでいます。

臓腑経絡では、気の滑らかな運行をコントロールしているのは肝臓に相当します。
これを「肝の疏泄(そせつ)機能」と言いますが、鍼灸治療でもこの肝気を調節して全身の気の流れを滑らかにすることで、メンタル面の症状も比較的早く軽減することができます。

当院で行っているメンタル治療は、この肝気の調整に全身の気の滞りを取る接触鍼による施術が中心です。

アロマの話に戻りますが、この肝に働きかけて気の流れを滑らかにしてくれる精油があります。
代表選手がラベンダーですが、これに加えて柑橘系のオイル、例えばオレンジスイート・ベルガモット・グレープフルーツなども気滞を取ってくれる香りです。

私のオススメは、【ラベンダーと柑橘系のオイルのブレンド】です。
柑橘系のオイルには、胃腸の働きを助け、おなかの張りや便秘そしてむくみにも良いそうです。

鍼灸治療とともにアロマを使用することもできますし、自宅でのセルフケアにもピッタリだと思います。東洋医学的な視点が入ると、アロマも応用範囲が広がりますし、興味深いです。 続きをみる>

昨今の子どもたちの不調

今日から9月ですね。例年であれば夏休みも終わり新学期…という頃ですが、それもイレギュラーな現在、新型コロナウイルスの流行をきっかけに、子どもの体調不良が増えていると云われております。

当院でも、緊急事態宣言頃から、小中学生の患者さんが増えました。
症状をみていると、コロナのストレスばかりではありませんが、小学校1年生~中学2年生まで6名が通ってきています。今年の特徴です。

長い臨時休校や外出の自粛で、友達に会ったり遊んだりできず家に居るしかなく、子どもはたくさんストレスを溜めました。運動不足もそうですし、たくさんの宿題や慣れないオンライン授業なども、やはりストレスになります。

親自身が自由に動けず普段と異なる対応を迫られ、ストレスをためているのですから、当然ながらそれは子どもにも影響します。

学校が始まって解消される部分が大きいかと思う一方、そのストレスを学校で発散する子どもも出てきます。暴力的になったり、いじめや不登校増などは、集団のなかでストレスが高まったところで多く発生します。

先生たちも親も学習の遅れを気にし、当の本人にも焦りや不安となって現れるいまの時期、特に子どもの気持ちの負担について、気を配る必要があります。

部活動をしていた生徒など、運動不足の状態から学校再開で急に激しい運動をした子どもがケガをするケースもあります。健康診断で「疲れやすい」といった体の不調に加え、体が硬くなったり筋力が低下したりしている生徒が明らかに増えていた、という報告もあるようです。

災害発生後に、不安障害やうつ病、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の兆候が多く現れるように、子どもたちに残る「長期的な影響」の深刻度は高いものです。心のケアはもちろん、睡眠障害などは早目に改善し、感染防止の面でも免疫力が向上した身体づくりを支えていきたいものですね。 続きをみる>

処暑、サンドアートの涼やかさ

二十四節気では処暑(しょしょ)ですね。(8月23日〜9月6日頃)
処暑とは、厳しい暑さの峠を越えて、朝晩には涼しい風が吹き、心地よい虫の声が聞こえてくる頃です。暑さもやわらぎ、穀物が実り始めますが、同時に台風の季節の到来でもあります。

日中は暑いものの、朝晩の涼しさに初秋の息遣いを感じるような気もします。とはいうものの、毎日尋常でない暑さが続いていますね。ほぼ連日、熱中症に警戒するアラートが発表されています。

ちなみに「熱中症警戒アラート」は暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標)をもとにしており、暑さ指数は「気温」「湿度」「輻射熱」の3つの要素を取り入れて計算されています。

特に重要視されているのが湿度です。湿度が高いと汗が蒸発しにくく、身体から放熱する能力が低下し、熱中症になりやすくなりますので注意が必要です。

処暑の頃は台風が多く発生しやすい時期です。この時期の台風は「野分(のわき)」と呼ばれ、「枕草子」や「源氏物語」などにも記されています。近年では台風だけでなく「ゲリラ豪雨」にも気を付けないといけませんね。

ようやく暑さが静まる頃。天気図には秋雨前線が登場し、冷たい空気とともに秋を運んできます。とはいっても、日中はまだまだ暑く、夏の気候が続きます。



写真は、多肉の寄せ植えです。花屋さんに務めている患者さんにいただきました。
土の部分は「サンドアート」というらしく、絵になっているようです。

サンドアートにも種類がたくさんあり、砂浜の砂で城などを造形するもの、糊の貼られたシートにマスキングして色砂をまぶして作る砂絵的なもの、瓶の中に色砂を敷き詰めてその地層の模様で絵を描くもの(グラスサンドアート)、砂曼荼羅や盆石など多岐にわたります。

院内に花や緑があると、植物からの気(パワー)をもらい、なんだか癒されるような気がします。
みなさまにも、通院の際には心地良く思っていただければ幸いです。 続きをみる>

厳しい暑さでも咲き誇っています



写真は、当院入口前の花壇の、ペチュニアの一種「ランドスケープペチュニア:桃色吐息」です。
※これまでのペチュニアの常識を覆す、たいへん画期的な品種。公共植栽や造園用に利用できるほど強健な品種です。
一般のペチュニアが開花を休む真夏も咲きつづけ、雪の下(マイナス10度)でも越冬するため、3~4年は植えたままで繰り返し花を楽しむことができます。
塩害のある地域でも旺盛に生育し、乾燥にも強く、「いや地」がないので同じ場所で連続植栽が可能です。
また、夜間や降雨時に花を閉じるので、雨に当たっても花が傷みません。花がらが自然に落ちるので摘み取る必要もなく、お手入れの手間がかかりません。病気も全くと言ってよいほどありません。(engei.net より引用)


残暑お見舞い申し上げます。
ここ数日、厳しい暑さが続いております。全国的にも35~38度の最高気温だそうで、熱中症で搬送される方など急激に増えておりますね。

それにも関わらず、この暑さに耐えて咲き誇る、このペチュニア。
雪の下の寒さのなかでも育ち、病気にも罹りにくく、お手入れ楽々。大したものです。

人間もこれだけ強かったら生きてゆきやすいものですが、花にも種類が色々あるように人間も十人十色です。「世界に一つだけの花」♪ のとおり、ひとりひとり違う種をもっているのですから、それに向き合って過ごしたいものですね。 続きをみる>

お盆休みの過ごし方

8月7日になれば、暦の上では「立秋」
二十四節気のひとつで、この日から「暑中見舞い」も「残暑見舞い」に変わって、立冬の前日までが暦の上では秋となります。

ようやく長い梅雨が明けたと思ったらもう秋とは・・
暦の上では夏は終わりますが、これからが夏本番。まだまだ暑い盛りですね。

この時期に注意したいのが、「夏の疲れ」です。
夏バテと言ってもよいかもしれませんが、多くは夏場の冷えが原因です。

身体の倦怠感、熱っぽさ、だるさや消化器のトラブル、ボーっと無気力になるような精神状態など、様々な症状が出てきます。

今年のお盆休みはどこにも行かず、家で過ごすという方も少なくないかと思います。
冷房環境、運動不足、食べ過ぎあるいは飲み過ぎ・・など身体に負担をかけやすい条件が揃いますのでシッカリ自分の体調と相談してみてください。

シャワーだけで済ませずに、ゆっくり湯船に浸かって身体を温める。
常温のお水で胃腸を冷やし過ぎない。

夏場の冷えは、クーラーによる冷やしすぎ、あるいは冷たい飲食物の摂り過ぎなどが原因として考えられます。熱中症対策としては、身体を冷やすことも必要なので、冷やし過ぎず・・という調整が難しいですね。

また、この残暑が続く中にふと涼しい日があると、過ごしやすくてうれしいのですが、そのような時には、ギックリ腰や頚の急な痛みを発症することが多くありますので、注意が必要です。

当院での鍼灸治療でも、今頃から夏の冷えと秋に向けての体調管理の目的で、適宜温灸などで身体の陽気を増やすようにしています。

またこの夏は胃腸炎が流行っているようです。胃腸の不調を訴える方が例年よりも多いように思います。
夢分流の腹部打鍼術で、みぞおち、そして胃などの緊張を和らげるようにして、胃腸の健康を助けるように施術しています。 続きをみる>

夏期休診のお知らせ

あんなに降り続いた雨もすっかり止んで夏模様。
お盆休みはこれからですが、コロナコロナでなんだかお休みの気分にならない方も多いようで・・

厳しい暑さが続きますが、いかがお過ごしでしょうか。




さて、当院では、8月15(土) ・ 16(日) ・  17(月)
夏期休診とさせていただきます。

18(火)より開院いたします。
メールによるお問い合わせにはお答えできますので、よろしくお願いいたします。




今年はマスク着用も相まって、この夏の暑さはキツイですね。

適宜冷房を使用し、こまめに水分を取るようにしましょう。
またこれとは逆に、冷やし過ぎや冷たい物の取り過ぎによって、夏バテのような症状、身体の倦怠感や食欲不振・胃腸の不調を起こすことも多くなります。暑さと冷え、両方にご注意ください。 続きをみる>

ヨーガの個人指導から学ぶこと

新年のタイミングで「今年はもっと自分の心身に向き合っていこう」と、今年1月から隔週でヨーガの個人指導を受けております。もう早いもので、半年以上のレッスンになります。

今は太陽礼拝など少々ハードなポーズも加わって、まぁ歩みは遅いですが進歩してきたのではないかと思うようになりました。

ヨーガはもう何年も前からほぼ独学で続けてきましたが、一度実際に本格的な指導を受けてみ
たいと思うようになり、昨年の年末に偶然見つけたヨーガスタジオに連絡を取ってお願いしました。

守口市のヨガスタジオ YOGA GANGA(ヨガガンガー)代表 講師:かわちゃん


指導してくださる先生は、とても熱心な素晴らしい方でインドへ何度も行かれており、私が望んでいたインド哲学に基づく本格的なヨーガを教わることができております。出会いに感謝ですね。

私が行っている鍼灸は中国がその発祥ですが、その源をたどればインドにあるのではないかと考えています。
チャクラやプラーナも、鍼灸のツボや気の概念と多くの点で重なります。
ヨーガを教わることで、鍼灸の郷里に想いをはせています。

実際に指導していただくことで、私自身の身体のクセ・無駄な力の入り方・姿勢の悪い点など、的確に指摘してくださり、毎回私なりの課題をいただいています。
常にバージョンアップしている鍼灸治療を、これからも末永く続けられるよう、ヨーガの実践を通じて心身のメンテナンスをしてゆきます。 続きをみる>

頼りにしています(MSさん 40代 女性)

出産後、体質が変わってパニック障害やいろんな不調と20年以上付き合ってきました。
3年位前に心労と更年期が重なって食べられない寝られない動悸、不安症など自律神経失調症の不調のオンパレードで心療内科に行くか悩んでる時にたまたまこちらのレビューを見て行ってみようかと思い立ちました。
当時は採血の注射針で失神した事もあるくらいで針を刺すことが怖くて抵抗がありましたが藁をもすがる気持ちでした。
恐る恐る訪ねた奥田先生の治療は全然痛くもなく、どんどん癒されました。
肩や腰など痛い所を施錠して貰って帰りにはスッキリしている時もあれば、その時はあまり実感がない時でも翌日以降どんどん痛みが治まります。
今では隔週で整えていただきパニックも出ないし本当に落ち着いてきました。
同じ様な体質の娘共々お世話になり、施錠以外にもヒーリングに関するいろんな知識を教えて貰い、頼れる奥田先生にはいつまでもお元気でいて欲しいと思います。 続きをみる>

アロマを勉強中です

こうも雨が続くと、ジメジメして気分がスッキリしませんね。
家で過ごす時間が増えている方も多いのではないでしょうか。
コロナウイルス対策で、おうち時間を楽しむグッズの売れ行きが良いそうですね。

私はというと、今、アロマに凝っています。
以前から趣味的には好きでしたが、認知症にアロマの香りが効果的だという本を読んでから、おもしろいなぁと思い関心が高まりました。

前述の本は鳥取大学の先生が書いた本です。
 文献参考:認知症予防に対するアロマセラピーの可能生
 (鳥取大学医学部保健学科 生体制御学 谷口 美也子 助教授 浦上 克哉 教授)

ローズマリー・カンファーとレモンのブレンド精油で、朝2時間香りを嗅ぐと認知機能や記憶力に良いと… 介護施設でのアロマセラピー導入結果など取り上げられていました。
実際にやってみると、なんとなく頭の回転が良くなって集中力が向上するのを感じます。

それから少しテンションも上がるみたいです。
鍼灸治療にアロマセラピーの要素も付加すると面白いのではと勉強中です。
今後のブログでも、その学習の成果をご紹介したいと思います。 続きをみる>