月別アーカイブ: 2020年4月

東洋医学における「肺」の関係 ②

昨日(東洋医学における「肺」の関係 ① )の続きです。

本来、肺はみずみずしく潤った状態を好む臓器なので、大気が乾燥してくると、肺の潤いが不足し、さまざまなトラブルがおこりやすくなります。

例えば、風邪を引きやすくなる、鼻づまり、くしゃみ、息切れ、のどのかゆみなどの鼻や喉のトラブルのほか、中医学では、皮膚も肺の一部とみなしているため、肌の荒れ、多汗、アトピーなど肌のトラブルも、肺の潤い不足が原因と考えます。

肺が潤っていると、鼻・喉のトラブルはなくなり、お肌もキレイに保てるです。

それでは、肺がいつも潤っている状態にするためには、どのような生活をすれば良いでしょうか。
1つめは、「呼吸器を鍛えること」
呼吸器を鍛えるのにもっとも有効で簡単な方法はゆっくり静かに息を吐くことです。
鼻呼吸することも大事です。イライラが少なくなります。

2つめは、「肺を潤す食べ物を積極的にとること」
肺を潤す食べ物にはいろいろなものがあります。ゴマ、くるみ、蓮根、蜂蜜、梨、金柑、ユリ根、白きくらげ、真珠、大根、かぶ、キャベツ、しろねぎ、など。

空気が乾燥してくる季節に摂れるものが代表格です。今の季節、肌の乾燥が気になるヒトは、お肌のお手入れをきちんとするとともに、呼吸と食べ物にも気をつけましょう。

3つめは、「笑うこと」
笑いというのは一種の健康のための運動です。笑うことにより、胸の筋肉を使うことになり、肺活量が増します。

中医学的には、笑いは、十分な空気を吸い、体の中の汚い空気を出すことにより、血行促進を促すので、疲労回復につながると考えられています。

最後に、「いつもよりこまめに常温以上の水をとること」
肺の機能を高めるには「乾燥」は大敵です。
肺が傷付きやすくなるのはもちろん、水分の調整や皮膚のコンディションも、上手く作用しなくなりますので気をつけなければいけません。 続きをみる>

東洋医学における「肺」の関係 ①

今回は、新型コロナウイルスの「肺炎」にちなんで、「肺」と東洋医学での関係性についてお伝えしたいと思います。

西洋医学的には、「肺」とは端的に言えば呼吸によるガス交換です
膜と毛細血管の壁を通して、呼吸による二酸化炭素と酸素の交換(ガス交換)が行われています。

息を吸えば、酸素は毛細血管を通じて体内に運ばれ、息を吐けば、二酸化炭素が出されます。
このようなガス交換は、濃度の高低によって物質が移動する拡散と呼ばれる現象によってなされております。

東洋医学における「肺」とは、正気を取り入れ濁気を排出する役割があります。
ここでの濁気には、二酸化炭素と【体内の水分】も含まれています。

肺の機能が低下すると、大気からエネルギー生成できない状態となり、肺虚となります。
肺の各機能(呼吸器系の機能、体表部の防御機能)の失調として、呼吸器や鼻、皮膚などの異常の結果、かぜをひきやすくなったり、息切れ、汗が出やすいなどの症状が現れます。

また、漢方医学において肺は呼吸だけでなく、体の水分代謝を司り、体の水分を全身に行き渡らせ、【皮膚を潤し毛を潤す】という働きも担っています

肺の機能を高めることによって、ターンオーバーが正常化し、髪のパサツキや切れ毛を防いだり、皮膚を乾燥から守り、シミやソバカスになりにくい状態を作り出します。

つまり、肺と皮膚との関係は大いにあるのです。

冬の終わりから春先や、秋頃など、乾燥気候時の影響を最も受けやすいのは、咽喉や鼻、気管支などの呼吸器と皮膚で、東洋医学では呼吸器に皮膚を含めてとらえています。

健康な人の肺は、水と血によって潤されていることで、呼吸と防御の役割を果たしています。
したがって乾燥気候によって肺の水血が不足してくると、カラ咳、咽喉の乾燥、声が掠れる、皮膚の乾燥感といった、乾燥特有の症状が表われやすくなります。

少し、長くなりそうなので今回はこの辺で。続きはまた明日書きたいと思います。 続きをみる>

自律神経(IMさん 10代 女性)

微熱が2週間続き、大きな病院でたくさんの検査を受けたのですが、原因が分からず。
ストレスによる自律神経のコントロールが出来ていない状態では?との診断で奥田鍼灸院を受診しました。

学校もお休みしていて毎日しんどかったのですが、一発で治りました(^^)
熱が下がりました(^^)
リラックス出来て寝れます(´-﹃-`)Zz…
AIBOがいます、とても可愛いです(ღ♡‿♡ღ)
匂いが安心する匂いです(^^)/
とても良くて大満足です((o(。>ω<。)o))
本当に嘘みたいです。
ありがとうございました! 続きをみる>

開院状況について

新型コロナウイルスの流行による緊急事態宣言で、大阪府内でも営業時間を変更したり休業しているところが増えてきています。

おそらくお問合せがあるかと思いましたので、当院の開院状況および予定をお知らせいたします。

結論、通常通りの診療時間で通常通りの休診(カレンダーどおり)です。
よろしくお願いいたします。

世界中でウイルスの蔓延が終息し、みなさまにとって明るい日常が戻りますよう、心よりお祈り申し上げます。 続きをみる>

自宅で出来る、セルフ灸の勧め

奥田鍼灸院は1992年4月8日に開院し、本日で開院29年目を迎えることができました。

開院当初から20年以上健康管理のために通ってこられる方々もおられ、本当に頭が下がる思いとともに責任も感じる日々です。

長年こうして続けてこれますのも、偏に当院を信頼していただき来院くださる方々のおかげだという感謝の気持ちとともに、初心を忘れることなく30年目に向けて邁進してまいります。

しかしながら、コロナウイルスが本格的に警戒されるようになりましたね。
全国的な自粛態勢もあり、自宅で過ごす時間も増えてきているのではないでしょうか。

自宅での過ごし方として、オススメしたいのが免疫力を上げるためのセルフケアでのお灸です。



「ヨモギが邪を払う」というのは以前から書いていますが、古代中国ではヨモギは重宝され、薬草して食べてきましたが、お灸としても長く使われてきました。日本に伝わってきたのは、約600年頃といわれています。

また、戦争時代においては、マラリアに感染してもキニーネ(マラリアの特効薬)が不足していたため多くの人が命を落としましたが、ヨモギの絞り汁は発熱に効くことから、キニーネの代わりに飲むことで命が救われたことがあったともいわれています。

お灸で使う「もぐさ(艾)」は、ヨモギから精製したもので止血にも用いられてきました。
昔から切り傷など肌の表面にできた傷を治す薬草として使われていましたが、傷んだ肌を表面からお手入れをしてくれる効果や血行促進効果から生じた「ヨモギ蒸し」という美容法もありますね。

自宅で出来るセルフケアのお灸では、火を使わない安全なタイプや、煙が出ないタイプ、好みの香でさらにリラックスできるアロマタイプ、など色々な種類が発売されています。ニンニク灸などの少しハードなものまであり、自分にピッタリのお灸を探してみるのも良いと思いますよ。
またもぐさを使わずに手軽にできるペットボトル温灸もおすすめです。

お灸する場所ですが、オススメは
神門(しんもん):手首手のひら側で小指の付け根にあります。
心にかかわる代表穴で、精神の安定に効果があります。

ネガティブな情報が多く、ストレスフルな毎日で不安感でいっぱいになっている方が多くおられます。不安感はそれだけで免疫力を下げてしまいます。
今はできるだけ平静な精神状態を保つことが大事です。そんな時、神門のお灸が頼りになります。

照海(しょうかい):足のうちくるぶしの下にあります。
腎の代表穴です。

これは先天の原気と言って私たちの生命エネルギーの源です。ここにお灸をすることで生命力を補い強化することができます。

神門と照海を併せることで、私たちの生命の中軸を常に強化しておくことができます。

それから神闕(しんけつ)もオススメです。
これはおへそに当たります。おへそを温めることで胃腸の働きを整え、後天の原気と言われる私たちが飲食物から得ている生命エネルギーを十二分に使えるようにします。

そしておへそのお灸は、神門とともに精神の安定にも大いに働きます。
免疫力強化には、「睡眠を十分にとること」、「栄養バランスを十分考えた食事をしっかりとること」、「適度な運動と、食物繊維をとること」、そして「精神の安定」が大事です。

もちろん経絡治療も免疫力を向上させて私たちを外邪から守ってくれます。
少しでも不安な気持ちが和らいだり、免疫力の強化につながればと思います。 続きをみる>

不妊治療から坐骨結節付着部炎まで治してくださいます(IYさん 40代 女性)

不妊治療から坐骨結節付着部炎まで治してくだいます。
最初は不妊治療で通院していました。
お陰様で無事妊娠してからも安産のためのお灸や鍼をしていただき無事元気な赤ちゃんを3時間ほどで出産するとこができました。
今はランニングの故障した坐骨結節を治療していただいていますが、治療の後は痛みがとても楽になります。
治療は鍼をされているのがわからないくらいで、心地よい香りと音楽で眠ってしまうこともしばしば(笑)
奥田先生はとても優しくお話しも聞くのも上手でとてもリラックスできます。
本当にいつもありがとうございます! 続きをみる>