10月の東洋はり医学会の大阪支部例会も無事に終わりました。
先月の支部会の報告も書けていないので、このブログも久々の更新です。
昨日は、支部員の中で、体調不良でお休みされる方が数名おられました。
今年は猛暑が長く続いて、その後急に涼しくなって体調を壊す方が例年よりも多いで
すね。
今、東洋医学の古典である「黄帝内経 素問」と言うのを、毎日少しずつですが、読
んでいます。
まだまだ冒頭の部分なのですが、ここで説かれていることの中で大きなウエイトが置
かれていることに「天人相応」と言う考えがあります。
これは、要するに自然の在り方に、私たちの身体は常に大きな影響を受けていると言
うことです。
常に春夏秋冬の季節の変化に即して、私たちの生活も、その変化に合わせて行くこと
が心身を健やかに保つために必要であると諭されています。
今年のように、季節の流れが急激で、真夏から一気に晩秋辺りの気候になれば、私達
の心身にも大きな影響が出るのは避けられません。
この影響を、少しでもおだやかにすることが、東洋医学の知恵であり、養生の目標な
のでしょう。
来月の支部会は、いよいよ特別講習会です。
心配していた、聴講生の方も、まずまず集まりました。
実り大きい講習会になるように願っています。
続きをみる>