生理に伴う片頭痛

◇40代女性◇


10代からの頭痛持ちで長年鎮痛剤を服用してきている。特に毎月の生理が始まる前後に強い頭痛を起こし嘔吐することもあります。右側頭部から後頭部にかけて痛み、右目の奥から顎関節部にも痛みが広がり、目周囲や唇にヘルペスを伴うこともあります。 右顔面に張ったような不快感があり常に顔面に力が入った緊張状態です。 生理の周期に伴って頭痛を起こす方は多くみられます。これはホルモンの変化に伴って自律神経がバランスを崩すことによって起こる症状です。

鎮痛剤を長年服用していると、痛みに対して敏感になり、かえって頭痛を頻繁に起こすようになります。この症例では、肝の経絡の気の滞りと診断し、肺と脾の経絡の気を旺盛にして、肝の高ぶりを押さえて滞りを除く治療を行いました。週に1度の治療を続けた所、頭痛の痛みの程度は徐々に軽くなり、6ヶ月を経過した時点で生理に伴う強い頭痛は起こらなくなりました。 この方はアトピー性皮膚炎の症状もありましたが、頭痛の軽減に伴い皮膚の状態も大きく改善しています。