肩こり

肩こり

脈診流経絡治療では、肩こりの解消を
とても重視しています。

肩こりは日常的にみられるごく一般的な症状ですが、慢性的な肩こりや頑固な肩こりを放置しているといろんな病気を起こす火だねともなりかねません。
そのため、脈診流経絡治療ではこの肩こりの解消をとても重視しています。一過性の軽い肩こりであれば少し身体を休めたりストレッチなどの運動で軽くなるのが普通です。

ところがそのようなことでもなかなか肩こりが解消できずだんだん症状が強くなってゆくと、目の奥の痛み・頭痛・顔面のけいれんや頚の痛み・耳鳴りなど肩こりに伴っていろんな症状を伴う状態になります。 いらいらや気分の落ち込み食欲不振・胃の不快感など全身的な症状も肩こりが原因となっていることが多く見られます。これは肩こりに伴って自律神経である交感神経が常に過緊張状態になっていることが原因です。

慢性的な肩こりや頑固な肩こりを放置していると

いろんな病気を起こす火だねともなりかねない。

肩こりの原因と種類

最近の整形医学では、肩こりの原因を頚の骨に由来するもの・筋肉に由来するもの・血管に由来するもの・神経に由来するものと細かく分類しています。
これらはその背景として日常生活における不良姿勢やストレス・食生活・睡眠の状態などが大きく影響していると思われます。

脈診流経絡治療では、肩こりを五臓六腑のアンバランスによる気血の停滞であると大きくとらえています。五臓六腑のバランスを整え経絡の気血の巡りを良くしてゆくことで肩こりは軽くなってゆきます。 その結果自律神経のバランスも整っていきます。

経絡治療を続けてゆくと、その全身調整作用によって交感神経の過緊張状態が解消され、肩こり事態を起こしにくい身体の状態になり、肩がこるようなことがあってもすぐに楽になって頑固な肩こりに悩まされることがなくなってゆきます。

一口に肩こりと言ってもいろんなパターンがあります。ちょっと手で触れても頚や肩ががちがちに堅くなってパンパンに張っている状態、これを「血のこり」と呼んでいます。これは交感神経の過緊張が長く続いており頚肩の血流はかなり悪くなっていて筋組織事態が堅くしこった重症の肩こりで、主に肝・腎の変動が原因です。これに対して、手で触れてもそんなに堅くは感じられませんが、肩の不快感こり感が強い状態もあります。これを「気のこり」と呼んでいます。主に肺・脾の変動で起こっています。

また左肩のこりは主に精神的なストレスが長く続いている場合が多く不眠や動悸・息がしっかり吸えない・偏頭痛などの症状を伴うことが多いようです。右肩のこりは更年期や生理不順など婦人科疾患あるいは内臓ホルモン系の変動で起こっていることが多いとされています。
肩こりを感じる部位によって、頚の後ろ側は腎、肩の上の部分は肝、背中は肺などと関わりが深いと診ています。

脈診流経絡治療で肩こりを解消することで、交感神経の

過緊張状態が無くなり、自律神経のバランスを整えます。

肩こりの治療法

脈診流経絡治療では本治法と呼んでいる全身調整のための施術をまず行います。
これは主に手足にあるつぼに対して行うもので、これによって経絡のバランスが整えられて自律神経の歪みが解消されて自然治癒力が良い状態で発揮されます。この時点で、肩こりがかなり軽くなって筋肉の緊張も緩むことが多いです。

次に肩こりを感じている部分に対して標治法と呼ばれる治療しますが、これにはナソ治療を用います。
ナソ治療は、東洋はり医学会が独自に開発してきた特殊鍼法です。
肩こりはもちろんむち打ち症などの頚腕症候群・頭痛・めまいなど頚や肩・頭部の症状、鬱や不眠、内臓疾患・婦人科疾患など幅広い症状に効果があります。これはナソ治療によって多くの経絡の気血を整えることができるからなのですが、頚部交感神経節の興奮をナソ治療は鎮静する作用があると考えています。

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