1月はとても厳しい寒さでしたが、2月に入って、何となく寒さが緩んできた感じが
しますね。
ちょっとほっとするような気分。
まぁ、このまま暖かくなって行くとは思えないので、寒さも一休みってとこでしょう
かね。
暦の上では立春も過ぎて、春季に入ったと言うことになります。
この時期から、陽気が芽生えて来て、徐々に陰のシーズンから陽のシーズンへとゆっ
くりと移行して行くことになります。
身体の方も、この自然の動きに応じて変化して行き始めるタイミングになっています
。
スムーズに移行できれば良いのですが、どうもこの時期に体調を崩すことが多いです
。
東洋医学では、春は肝の気が旺盛になるとしています。
肝の気は、木の気とも言い、草木がのびのびとその枝葉を伸ばして行くイメージです
。
のびのびとできれば問題ありませんが、ストレスなどで、鬱々としたりすると、この
気の働きに影響されて、いろんな症状に悩まされることになります。
花粉症も、この肝の気の関わる症状ですし、高血圧や目眩、身体の倦怠感、ぎっくり
腰などもそうです。
気を上げてしまう傾向のある食べ物飲み物は避けて、足先は冷やさないようにしまし
ょう。
また、特にこの時期は、ストレスを貯め込まないような工夫が必要です。