冷暖自知


前回の二つの思考法について、最近気づいたことがあります。

分析的思考とは、理性で判断する思考法です。

善悪とか、左右とか、上下とか、結痂として判断をするあらゆる考え方です。

これに対して、流動的思考とは、できるだけこの判断をしない考え方だと思います。

できるだけ理性を使わずに考えない状態です。

無我の境地とか、直感的とか…言葉にするなら、そういうことになります。

今から20年近く前になりますが、鍼灸の研究会で「冷暖自知」と言うことを教わり

ました。

当時は、冷たいも暖かいも、触れば分かることだ…そんな風に単純に解釈しました。

しかし、これが実際、とても難しいことなんですね。

頭で分かっていても、なかなか腑に落ちてこない感じでした。

それが、最近になってようやく分かるようになってきました。

つまり、頭で考えないようにすることで、直感的な判断行動ができるんですね。

言葉にすると簡単ですが、頭で考えない状態と言うのを、自分の中につくることが大

事だとわかるようになりました。

放っておくと、ついついあれやこれやと頭だけで考えてしまうのが常なんですね。

どうも私はそのような傾向が強いんだと分かりました。

思考を停止させるのには、それなりの努力と方法が必要です。



20年罹って、ようやく分かってきたとは、我ながら歩みが遅いことかと思いますが

、これはこれで自分自身のささやかな進歩だと喜んでます。