脳を活性化!血糖値ダウン!新発見「骨ホルモン」

 先日のNHKTVためしてガッテン
脳を活性化!血糖値ダウン!新発見「骨ホルモン」SPは、興味深い内容でした。

 私たちの骨から分泌されているオステオカルシンというホルモンが血糖値を下げた
り、脳の認知機能を向上させたり肝臓や心臓・腸・腎臓など内臓の働きを向上させる
働きがあることが分かってきたそうです。
骨ホルモンであるオステオカルチンは言わば全身を活性化するホルモンで10年ほど
前にその存在が動物実験で発見され、人においても同様の働きが認められたそうです

筋肉や皮膚からもホルモンが分泌されていることが分かってきたように、骨も身体を
支える働きとともにホルモン分泌によって、全身野健康状態に大きく関わっているの
ですね。

 ここでまた東洋医学の話になるのですが、東洋医学の古典では「腎はこつを司る」
として骨は五臓の腎と密接な関係があるとしています。
実際、腎臓の機能が著しく低下すると骨はとても弱くなってしまうことは、現代医学
でも周知の事実です。

 そこで東洋医学の腎の働きをみてゆくと脳を活性化したり、エネルギー代謝に関わ
ったり、他の臓の働きを助けたりと、今回番組で紹介された新発見の内容と一致する
のです。

 またまた温故知新と言うワードが出てきますが、新発見の骨ホルモンも2500年
以上前に私たちの粗線がすでにその存在に気づいていたことになります。

 番組では、この骨ホルモンを分泌させる手軽な方法としてかかと落としを紹介して
いました。
つま先立ちになって、かかとを床に落とすことで、自重で骨に刺激を与えることによ
って、ホルモンの分泌を促すそうです。
1日1分ほどのかかと落としの動作で血液検査でもはっきり効果が出ていました。
腎の弱い人には、腎を強化できる養生法としても有効だと思います。

 このかかと落としですが、私も施術中に、自分自身の姿勢が悪くなると、たびたび
行う動作です。自重で骨に刺激を与える目的では無く、自分の狂った姿勢を正しい位
置に戻すために行っています。
ですから動作は極軽く静かにやっています。
これは藤平光一(とうへい こういち)を創始者とする心身統一合気道で行われてい
る自然体で立つ時の方法です。

 自然体で立つには、できるだけ重力に逆らうこと無く脱力して骨で立つと言うのが
大事なことだと考えていますが、骨と腎との関係なども考えてゆくと本当に興味深い
です。