(花粉症・アトピー・ぜんそくなど)アレルギー体質の人は、副交感神経が優位

スギ花粉が下火になってきたかと思えば、次はヒノキ。
黄砂も飛び、風も強いこの時期、花粉症の人には辛い季節ですね。

花粉症やアトピー、ぜんそくなどのアレルギー体質の人は、副交感神経が優位の状態がベースにあります。自律神経の偏りによって起こる病気は多く、自律神経の働きは免疫機能を担う白血球とも深い関係があることがわかっています。

白血球は、顆粒球(血液中の割合:6割)・リンパ球(3割)・マクロファージ(1割未満)の3つに大きく分けることができます。

・顆粒球 / 細菌の侵入を防ぐ
・リンパ球 / ウイルスなどの抗原を、アレルギー反応によって処理する
・マクロファージ / 体内に侵入した細菌などの異物を捕食して消化、掃除する

顆粒球は《交感神経優位》の状態で増えます。
一方、リンパ球は《副交感神経優位》の状態で増えます。

交感神経と副交感神経のバランスが成り立っていれば、血中の顆粒球とリンパ球は一定の割合に保たれます。
アレルギー体質の人は副交感神経が優位の状態、すなわちリンパ球が多い状態です。リンパ球が増えすぎると、花粉やダニの死骸などの害のない異物にまで過敏に反応して、アレルギー反応が出るわけです。

自律神経のアンバランスな状態は、そのまま白血球に影響し、リンパ球と顆粒球のバランスを崩してしまい、結果として免疫力を低下させてしまうのです。
がん疾患、成人病、アレルギー疾患、鬱病なども例外ではありません。

脈診流鍼灸術は、自律神経に働きかけます。経絡調整によって、私ども鍼灸師は身体の脈を良い状態に変化させることができます。この変化を確認できるということは、全身の至るところの毛細血管までも良い状態になったことを意味します。
この脈の状態こそが、自律神経のバランスがとれている状態です。自律神経のバランスが改善してゆけば、白血球のバランスも是正され、免疫力が強化されることになります。