開院 25年

 本日で本院も開業25年目を迎えることができました。

1992年4月8日の花祭りの日に開院しました。春らしい暖かい日だったことを記

憶しています。



 25歳で鍼灸師の免許を取得して、その後、整形外科医院で10年勤務してからの

満を持しての会員でした。

今思い返してみると、意気込みはあった者の我ながらいろんな面で若かったなぁと思

います。

鍼灸院開業を目標にしていたので、開業するまでは、時間の流れがとても遅く感じら

れましたが、開業からの年月は本当に早く経過しました。



 継続は力なりと言いますが、私に特技があるとすれば一つのことを続けられること

だと思っています。

今日まで鍼灸院を閉じること無くやってこれたのは、もちろんこれまでに多くの方に

来院していただき支えてくださったということが第1に上げられます。

当院は、表通りから入った、あまり人通りも無いロケーションで道幅もとても狭いで

す。

ホームページも持たず、近隣に知人も無い状態でしたが、開業当初はご近所の方々が

来てくださりました。今でこそ、遠方からの来院も多いですが、最初の頃は半径20

0メートル範囲の方々の来院がほとんどでした。



 それから、学生時代に出会った里見先生の存在があります。里見先生は、中国上海

で鍼灸を習得されて、当時は治療室を持たず往診のみで鍼治療をされていました。

私は2年近くの間、その往診治療に同行させてもらって鍼灸に魅せられていきました



里見先生の鍼灸治療は中国流なので、私が今している経絡治療とは全く違いますが、

鍼灸で人が健康になり喜ばれている様子を初めて目の当たりにして、鍼灸師の仕事は

すばらしいし、鍼灸の奥深さとおもしろさを知ることができました。



 今振り返ってみると、学生時代に経験したことのインパクトが今日のモチベーショ

ンにつながっているんだなぁと改めて実感できます。

先生はもう他界されていてお会いすることはかないませんが、。感謝の気持ちはいつ

も忘れません。

今日から、また初心に返って第一歩を踏み出すつもりで新たなスタートを切りたいと

思います。