花粉症の東洋医学的見解

春到来、マスクにメガネ姿の人も増えてきて
花粉症の症状が出始める時期ですね。

東洋医学・経絡治療では、どう花粉症を捕らえているのかを
今回は書いてみます。

花粉症はスギ花粉の飛散が第一の原因ですが
東洋医学では、それを受ける側の[身体の状態]を重視します。

春は、【肝臓の陽気】が盛んになる時期です。
【肝臓の陽気】は、【肝木の気】、とも呼ばれ
草木の根が生え育ち伸びていくように、【肝木の気】も身体を上に昇って行きます。

この昇っていく陽気に伴い、【水邪】が、顔面を巡っている経絡である【陽明胃経】に沿って
目や鼻に停滞するのが、主な発症メカニズムと考えています。
この時、熱である陽気も目や鼻の所で停滞するので、赤く腫れたり、痒みが出たりします。

ですから、花粉症の症状を和らげたり出なくするためには
【肝木の気】が上がりすぎないように治療し、養生します。

自分で予防できることとしては、春になって暖かくなっても
1.  下半身、特に足首から下は冷やさないようにすること
2.  水分の過剰摂取は控えるようにすること

が必要です。

もちろん、花粉症の症状を抑えるための基本は「花粉を近づけない」ことです。
衣・食・住で工夫をしながら、花粉シーズンを乗り切りましょう。