自主勉強会報告

5月6日の日曜に、守口市役所会議室で自主勉強会(毎月恒例の支部会とは別です)を行いました。

今回は、3月末で東洋はり医学会副会長を退任された鹿住 晴弘(かすみ はるひろ)先生、そして同じく総務部長を退任された木下 敦夫(きのした あつお)先生をお招きして、鹿住先生の御著書「脉診流経絡治療・鹿住ノート・陰陽虚実補瀉体得への手引き」出版をお祝いしての開会です。

「鹿住ノート」は、鍼灸治療の根幹である虚実補瀉についての技術や習得方法などが懇切丁寧に説かれた、東洋はり医学会において、また、伝統的な鍼灸を目指す鍼灸師においても、今後貴重な文献になると思います。私自身も出版に携われたことを、大変光栄に思っています。

鹿住先生には経絡治療の基礎の基礎である【押手】について、細やかに指導していただきました。
【押手】とは、鍼を操作する際の左手指のことで、鍼と経穴が接する要の部分です。基本でありながら、この習得には時間と努力が求められます。

木下先生には【打鍼】について指導していただきました。【打鍼】は安土桃山時代に創始された日本独自の鍼術です。私も打鍼を長年使っていて、経絡治療の体系にいかに打診を取り入れるのかが目下の研究テーマなので、今回木下先生と打診について意見交換できたことは大きな収穫となりました。

総勢18名の勉強会、大変有意義な一日を過ごさせていただきました。