日日草(ニチニチソウ)



写真は当院入口前の花壇の「日日草(ニチニチソウ)」です。

和名の「日々草」は、初夏から晩秋まで次々に新しい花を咲かせ、日々花が絶えないことに由来しています。
長い間お花を楽しませてくれるので夏花壇には欠かせないですね。
当院に咲いているのは白ですが、色は白の他に、ピンク、赤、紫、青などがあり、中心だけ色が違うものもあるそうです。

英名で「Madagascar periwinkle」といい、原産地はマダガスカル。
花言葉は「楽しい思い出」だそうで、鮮やかな色の花をたくさん咲かせる姿がとても楽しげで、夏を満喫した子どものころを連想させることに由来するといわれます。




ところで、ニチニチソウのお茶、「日々草茶」というのがありますね。
日々草茶は、ガン・白血病・リウマチ・高血圧 などに効果があるとされるノンカフェインの健康茶です。

中国では「長春花」と呼ばれて、高血圧、悪性腫瘍、白血病、リンパ腫瘤などのさまざまな疾病を治す薬として扱われています。日本では、1960年代、日々草エキスに抗がん作用があることが、科学的に証明され、白血病治療薬として認められることとなりました。現在、日々草から抽出された有効成分は、臨床現場で抗がん剤として使用されています。

*抗腫瘍作用、抗ガン作用(抗ガン剤としても使われているほど強力な成分を含んでいます。)
*血圧降下作用、抗酸化作用、殺菌作用、抗炎症作用、免疫賦活作用

以上の効能から、ガン予防・白血病予防・高血圧改善・心臓病予防・糖尿病予防・リウマチ改善・片頭痛改善・肩こり改善・アトピー改善、など期待できます。

しかし、一般的な抗ガン剤には毒性、いわゆる副作用のリスクがあります。
ニチニチソウには、約120種もの【アルカロイド】が、含まれていることが分かっています。アルカロイドには毒性がありますが、日々草茶に含まれるアルカロイドはごく少量であり、用量を守って飲用すれば大きな副作用は起こらないとされています。日々草茶による副作用には、胃痛や下痢などがあります。
一方、生のニチニチソウの食用は、脱毛などの副作用や毒性があるので、素人の利用は危険であり、たんに食すると、嘔吐や下痢程度では済まないことになる場合もあるようです。
中枢神経刺激、心機能障害、痙攣、筋肉麻痺などの症状が現れることがあり、注意が必要です。