大寒/免疫力をあげる

二十四節気では、大寒(だいかん)ですね。
「大きく寒い」と書くことからもお分かり頂けるように、一年で最も寒さが厳しくなる時期です。
1月20日頃から次の節気である「立春」までの期間を指します。二十四節気の24番目にあたります。

その寒さを利用して、凍り豆腐・寒天・味噌・醤油・日本酒などの仕込みが始まるのが、大寒の頃です。気温が低いこの時期の水は「寒の水」と呼ばれ、雑菌が少なく体にも良いとされてきました。長期保存の必要な食品の仕込みに大寒の時期の水を使うそうです。

また、氷点下の気温の中、薄着もしくはふんどし一枚の姿で川や海に入る、寒稽古や寒修行と呼ばれる神事もこの時期に行われます。極寒に耐えうる強靭な肉体を養うのが目的なだけではなく、己を限界まで追い込むことで、いかなる苦境にも耐えられる強い精神力を養うのが目的、と言われています。

この大寒の間に、流行するのがインフルエンザ や 風邪。どちらも免疫力が低下していると罹りやすくなります。ニュースでも連日、院内感染の情報を見聞きしますね。
免疫力をあげるツボってありますか?と患者さんに聞かれることもありますが、これ、というより経絡すべてが該当するのかと思います。(血流を良くすることで、免疫力も高まるため)

簡単に出来るセルフトリートメントとして、カイロを使う方法が良いかと思います。
寒気に効果がある【風門(ふうもん)】(東洋医学では「風門から風の邪が入る」といいます)に貼るタイプのカイロを、衣服の上からあててみましょう。

場所は
①首を前に倒した際、首の付け根にある骨のでっぱりを探す
②そこから背骨の突起を数えて2つ目を探す
③さらにそこから左右外側に指幅2本分のところ、左右2か所:ここが風門です

つまり、カイロを首の付け根から背中にかけて貼ればOKです。
温めるだけで免疫力がアップし、風邪の様々な症状、のどの痛み・頭痛・鼻づまり・咳などに効果があるといわれています。特に風邪の前触れであるゾクゾクとした寒気や、のどの痛みを感じたら試してみてください。