まぶた びくびくはストレスサイン

ふとしたときにまぶたや口の端がピクピクした経験はありませんか。

たいていの場合、片方だけに起こる症状で、数秒から長くても数十秒で自然に治まる

ものです。

しかしこのような症状が頻繁に起こったり、治まらずにずっと続くような場合もあり

ます。



脳の異常を心配して医療機関を受診される方もおられますが、ほとんどがストレスに

よる交感神経緊張のサインです。

顔の筋肉を動かすのは脳神経の一つである顔面神経ですが、ストレスで自律神経のみ

だれが起こると、この顔面神経が異常な興奮状態になり、顔の筋肉を意思とは関係無

く動かしてしまうのです。



私たちの身体は、ストレスがかかるといろんなサインを出して知らせてくれているの

です

その一つがまぶたピクピク症状です。

日常生活で、まぶたや口の端がぴくぴくしたら、ストレスで交感神経緊張状態になっ

ていると考えて、身体を休めたりリラックスに努めましょう。深呼吸・腹式呼吸など

も有効です。



顔面けいれんの他にも動悸がしたり胸の辺りがざわざわするような感じがする、血圧

が上がるなど、いろんな警告を身体は発しています。

そのまま放置していると、交感神経過緊張状態になって、いろんなトラブルの原因に

もなりかねませんので注意が必要です。



東洋医学では、このような状態は肝の臓の異常と診ます。最近の現代医学でも、肝臓

と筋肉との間には密接な関係があることがわかってきました。

最近になってようやくわかってきた筋肉と肝臓の関係が、古代の中国の医書にすでに

書かれていたというのは驚きですね。



鍼灸治療では、肝臓に関わる経絡(けいらく)の気の調整をしたり、頭のてっぺんに

ある百会()ひゃくえというツボを使って治療します。

足の親指から始まった肝臓の経絡は、頭のてっぺんの百会までつながっています。

足に起こった筋痙攣を、この百会穴を使って治めた経験がありますが、いつもながら

古代人の智恵には敬服です。