月別アーカイブ: 2018年4月

日常生活における自律神経の調整方法

当院では、経絡治療によって自律神経の調整を行っておりますが、それに加えて
自律神経を整えるためのアドバイスもすることがあります。
その際、ポイントとなるのが 〈息・食・動・想〉 の4つです。

〈息〉とは呼吸のこと。普段どのような呼吸をしているのか注意を向けると
その時の心身の状態を知ることができます。また自律神経を整える呼吸法もあります。

〈食〉とは食生活のこと。最近自律神経を整える上で注目されているのが食です。
バランスのとれた食事が大切とはよく言われますが、理に適っています。

〈動〉とは、身体の運動と姿勢のこと。適度な運動は自律神経の安定には不可欠な要素です。
そして、どのような姿勢で動作しているのか、が大事です。
スマホ首といわれるストレートネックでもわかるように、不良姿勢は自律神経のみだれを起こします。

〈想〉とは思考のこと。普段の思考・考えは直接健康状態に影響を与えています。
その人固有の思考の癖のようなものもあります。自分の思考に注意を向けることによって
より健康な状態へと変わることができます。 続きをみる>

血管が消えていく!?「ゴースト血管」

先日TVで放送されていました「ゴースト血管」が興味深かったので
今回は書いてみたいと思います。

◎放送内容簡略◎
 NHKスペシャル「“ゴースト血管”が危ない」 ~美と長寿のカギ 毛細血管~
 総合:4月1日(日)午後9時~9時59分生放送
 番組紹介
 全身に張り巡らされ、命を支えている毛細血管が幽霊のように消えてしまう“ゴースト血管”。
 全身のあらゆる部分をむしばみ、認知症や骨粗しょう症などの深刻な病につながることが
 明らかになってきました。どう予防・対策すれば良いのでしょうか?

非常に細い毛細血管。健康診断で異常がない、という人でも1割程度“ゴースト血管”が見つかるそうです。
“ゴースト血管”とは、血液が流れなくなった血管で、その状態が続くと、いずれ消えてしまいます。
毛細血管の役割は、血液中の栄養素や酸素を細胞に届け、老廃物や二酸化炭素を回収することです。
そのため、“ゴースト血管”になってしまうと、酸素や栄養を絶たれた細胞が死に、健康や美容に重大な問題を
引き起こす…というわけです。

個人差があり、20代・30代の若者でも毛細血管がゴースト化がみられるそうです。
加齢も原因の一つではありますが、睡眠不足や糖分・脂肪分の過剰摂取など偏った食生活といった
不摂生や生活習慣が大きく影響します。
早期のゴースト血管化は、老化を早め、若さと健康を蝕んでいきます。
肌のシワやたるみ、骨粗しょう症、肝臓や腎臓の機能低下、さらには認知症など、重篤な病気に
かかりやすくなるリスクを高める恐れがあります。

経絡治療で日頃から心身の調整をしていると、体調の改善に伴い、肌の状態も良くなってきます。
この事については、こちらから指摘させていただくよりも、治療を受けられている患者様から
教えていただいただくことが多いです。
特に女性からそのようなお話をいただきます。

「最近、肌の状態が良くすべすべした感じがする!」「お化粧の乗りが良くなった」
「治療後、鏡を見ると、顔全体が引き締まった感じがする」「肌のくすみとシワが減ってきた」・・・

これらは経絡治療による「気の調整」によって、自律神経が整えられ、血流が改善された結果だと考えています。
肌の状態が良くなることは、“ゴースト血管”、毛細血管の修復が行われているのです。 続きをみる>

初夏の気配と、寒の戻り

初夏のような陽ざし、半袖で過ごせそうな日が続いたかと思えば
衣替えした冬物を引っ張り出してこようか、ぐらい涼しい日が戻ったりして
この時期は特に、気象予報のチェックが欠かせません。

寒の戻りとは、[晩春に起こる急激な気温低下]のことですが
春の暖かさで汗腺が開いており、このタイミングでの低気温がもとで
容易に風邪をひきやすくなります。
また、脳卒中など重篤な疾患にも罹りやすいので、注意が必要な時期です。

寒の戻りではなくても、春は特に寒暖の差が大きい時期です。
この寒暖の差は気圧の変動も伴っていて、移動性高気圧が次々とやってきては
低気圧・高気圧が頻繁に入れ替わるこの時期、自律神経の乱れを起こしやすくなりがちです。
また、低気圧になると血中の酸素濃度が下がり、日中眠くなったり身体がだるくなったりします。

春の時期、身体のだるさやむくみ、めまい、無気力などの症状を訴える方が増えます。
これを近頃では「春バテ」とよんでいるそうです。

東洋医学では、春は「肝臓の季節」としています。
ここでいう「肝臓」は西洋医学での肝機能だけでなく、広く自律神経の調節作用も
意味しています。
春は肝臓の気が活発に働く季節で、自律神経の調整機能も活発に働いているのです。
この調節がうまくいかなければ、自律神経が乱れ、「春バテ」になるのです。

経絡治療で心身のメンテナンスをしていると、自律神経が良いバランスで保たれるので
春の時期も快適に過ごせるようになります。
なんとなく調子が悪いなぁと思いながらお過ごしの方は、できるだけリラックスを心がけて
服装も薄着になりすぎず温度調整できるよう着脱可能にしましょう。身体もなるべく温めて
不調がひどい場合は一度ご相談ください。 続きをみる>

開院27年目を迎えました

ありがたいことに、奥田鍼灸院は本日で開院27年目を迎えることができました。

いま現在、守口市内でも数多くの鍼灸治療院がありますが(エキテンさん調べで38件)
守口市の鍼灸専門でやっている中では、おそらく最も長いかと思います。

1992年4月8日に開院。
自分自身で覚えやすいのではと思い、お釈迦様の誕生日:花まつりの日 に開院いたしました。

お釈迦さまが生まれたインド北部のルンビニ園は、たくさんの花に囲まれた場所だったそうで、
4月8日は、お釈迦さまのお誕生をお祝いするように、花がたくさん咲いていました。
それで「花まつり」と呼ばれるようになったようです。

写真は当院入口前の花壇です。
このチューリップは、患者さんからいただいた球根から咲きました。
花まつりにちなんでか、おかげさまで当院の中も所々に花があります。

毎年、花まつりのこの日には、初心に帰って気持ちを整えております。
これまで続けてやってこれたのも、ひとえにご協力くださる方々や地域の皆さま、来院くださっている方々のおかげであると、心より感謝の気持ちでいっぱいです。
みなさまを花が迎え、心のよりどころとなるような鍼灸院でありたいと思います。 続きをみる>

春の体調変化とライフスタイル

春分の日も終わり、桜も見ごろを迎え、いよいよ春本番ですね。
春分は陰陽の気が均等な日で、この日を境に「陰気」よりも「陽気」が盛んになってゆき
夏に向かいます。

寒かった今年の冬から急激に暖かくなり、桜の開花も早くなったように
私たちの心身にも大きな影響が出ているようです。

東洋医学では、春は肝木のシーズンと言われ、草木が春になって一気に芽吹き
枝葉を伸ばすと同様、私たちの身体の陽気も、上へ上へと登りやすくなっています。
穏やかな春の日のように、陽気もゆったり上昇してくれれば良いのですが
急激な陽気の上昇は、ノボセやふらつき、めまいなどの症状を起こしやすく
精神的にも不安定になります。

急激な気温の上昇には、注意が必要です。また、気温が上昇した後に気温が下がるタイミングで
汗腺が開き気味になっているために、風邪をひきやすくなります。
この時期は、暖かくなっても下半身、特に 足首から下は冷えないよう に気を付けましょう。

食べ物では、旬のもの 苦みのある春野菜 をできるだけ口にして、春の陽気の発散を
助けるようにしましょう。
また、ノボセやふらつきを感じたら、酸味の食べ物を摂って、上に上がりすぎた陽気を
下げるようにしましょう。

気分はゆったりと、そして動作もゆったりと。
この時期は、春のおだやかな陽気に合わせるようなライフスタイルを心がけて過ごしましょう。 続きをみる>