月別アーカイブ: 2015年11月

合気道の奥義

合気道の稽古会に参加してきました。

今回は小山師範の30年来の愛弟子である高岡師範に指導していただきました。

小山師範が感覚的右脳型とすれば、高岡師範は理論的左脳型の指導をされる方で、対

照的でとても有意義でした。

相手の動きに合わせつつ、微妙にバランスを崩してゆくという合気道の奥義をとても

わかりやすく教えていただき実践も体験することができました。

技がしっかり決まると、本当に力を使うこと無く相手を大きく投げることができます



そのためには揺るがない体軸が必要だということ再確認できました。



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東洋医学と自律神経

昨日は東洋はり医学会なみはや支部の例会でした。



午前

1 基礎講義 経穴の分類と特性 奥田

2 実践講座 自律神経失調症 奥田



午後

1 自主勉強会報告 酒見

2 実技修練 奇経治療など 坂本・奥田



久々に実践講座を行いました。

自律神経失調症は、経絡治療が得意とする症候群です。

鍼灸が身体と心の両方に効果があるのは自律神経の調整ができるからだと考えていま

す。

経絡治療は、鍼灸治療とともにカウンセリング・生活指導・音楽によるリラクゼーシ

ョン・アロマセラピーなどを総合的に可能にしてくれる治療法だと思っています。

それだけ学ばなければならない事は増えてきますが、奥が深くおもしろい領域であり

やりがいもあると思います。



私が東洋医学と自律神経に深い関係があることに気付きを得たのは、もう30年ほど

前になりますが阪大で漢方医の松本克彦先生の「中医学における心」と言う公演を聴

いた時からです。

解剖学的にも、右半身が副交感神経優位、左半身が交感神経優位になっていると言う

ことを知り、ここから五臓六腑の生理病理・脈位の陰陽相剋関係も自律神経と言う観

点から説明できることに気がつきました。

陰陽五行と言う古代の宇宙哲学を身体に当てはめて治療しているのが経絡治療なので

すが、これを自律神経の調整と言う視点で見直すことで、現代人にとって大きな福音

になると思います。



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経絡治療による美容・美顔ケア

近年マスコミ・tvなどで美容鍼灸が取り上げら荒れており、美容専門で営業している鍼灸院もあるほどです。
当院は美容を専門で治療しているのではありませんが、経絡治療そのものが美容に特化した治療法であると考え
ています。


■40代 女性■
当初の訴えはがんこな肩こりと頭痛で来院されました。
週に一度の治療を3ヶ月ほど続けられて、肩こりと頭痛はかなり軽減され、鎮痛剤の服用もほどんど無くなりました。全身状態が改善されていくに伴って皮膚の状態が良くなってきたと言われるようになりました。

もともとアトピー性皮膚炎の既往があり、ステロイドのためにお顔に黒ずみもあり常に乾燥してがさがさした状態でしたが、徐々に黒ずみが減少し、肌につやと潤いが出てきました。また施術後は、全体に顔の浮腫が取れて引き締まった状態になります。手指の湿疹とひび割れも改善され水仕事もできるようになりました。


経絡治療の全身調整だけでも皮膚の状態は良くなりますが、顔面に対する鍼施術を加えることでよりいっそう美容効果が上がるようです。経絡治療での鍼施術は、皮膚に触れるだけの治療なので痛みも無く内出血などの心配もありません。肩こりと頭痛が来院のきっかけでしたが、今は美容目的で来院されています。アトピーだったせいもありお肌にはコンプレックスを持たれていたようですが、最近では肌がきれいと言われるようになったそうで、とても喜んでおられます。
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不安神経症

従来は不安神経症と呼ばれていましたが、近年ではこの病名は使われず全般性不安障害とかパニック障害と言う病名になっているようです。鍼灸と言えば痛みやこりに対する治療のイメージが強いように思われますが、最近では精神的な問題を訴えて来院される方が増えています。


また肩こりや腰痛などで来院される方も詳しくお話を伺えば精神的な悩みや職場でのストレスを抱えておられる方が多くいらっしゃいます。


◇男性 40代 会社員◇


常に強い不安感があり、緊張状態が取れず、頚や肩のこり・不眠・動悸・微熱など多くの不定愁訴に悩まされておられました。疲れると喉が痛くなり、そこから熱を出すこともしばしばあるとのことです。

心療内科で抗不安薬・睡眠薬の投与を長期間続けて来られましたが、最近ではあまり改善されず、特に不安感が強くなり、後頚部と左肩のこり感と痛みを訴えて来院されました。東洋医学では2500年以上前から、このような精神と肉体の深い関係性が説かれており、精神の異常は必ず肉体にいろいろな症状や経絡反応として現れていると考えています。


本例のような不安感は、東洋医学では五臓の腎の変調から起こると診ています。また疲れると喉が腫れて熱を出すのも腎の経絡が喉を巡っており、腎の変調を示していると判断できます。
経絡治療によって、腎の強化を図り、頚肩のこりの原因である気のノボセを下げるように施術しました。20年以上続いている症状なので、経絡治療でも効果が現れるのには時間が必要だろうと思っていましたが、7回ほどの治療を経過した時点で頚肩のこりが取れてゆき、それに伴って不安感もだいぶ軽くなってきたとのことです。睡眠も眠剤を服用すること無く取れるようになり良好です。


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