月別アーカイブ: 2015年8月

自律神経失調による腹部の張りと痛み

自律神経のアンバランスで起こる症状には様々なものがありますが、人それぞれの体質や環境によって強く症状を現す部位は異なります。腹部の訴えを強く表していた症例を紹介します。




◇男性36歳◇

腹部特にみぞおちから胃の部分に書けての張りと痛みが10年間続いている。

大学病院で胆道ぢすきねじーと診断され投薬を受けたがあまり好転がみられず当院を受診されました。心窩部の張りと痛みは一日中続き、特にストレスを強く感じると増悪して痛みが背中にも感じるようになって辛い。



経絡治療の診察によって肝と脾の変動として治療しました。肝虚脾実に対応した経穴に施術後、右胆経絡の気の流れを良くするように右足部の経穴を選んで施術、背中の緊張を取るために温灸などをしました。このような治療を 週2回のペースで行ったところ、5回目で腹部の緊張は少し緩むようになり疲労感が減少し10回目の治療で当初の張りと痛みはほぼ消失しました。今は健康管理のため、2週間に1度程度来院されています。



肝の臓は全身の気の流れをスムーズにする働きがあります。これがうまく働かないと気の停滞を起こします。肝の経絡は直接みぞおちに影響を及ぼし、胆の経絡も停滞すると胆道に悪影響を起こします。人がストレスを受けると、まず肝の臓がこれに対応して働きますが、これが過常に働いたり機能低下を起こすと交感神経の過緊張状態に陥るようになります。
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顔面けいれん

東洋医学では肝は筋を司るとされ、筋肉の症状に対しては肝に関わる経絡を調整することで治療します。

最近の医学でも筋肉は第二の肝臓であると言われるようになって、肝臓と筋肉の関係が注目されています。

2500年前の古代中国の医書である素問霊枢にすでに肝臓と筋の関係が明記されていることには驚かされるばかりですね。



40代の女性で、左顔面、目の周りの筋肉がぴくぴくとけいれんを起こし1週間続いているとの訴えでした。

徐々にけいれんする範囲が広がり、左鼻の横、ほっぺたから唇にかけて引きつるようになりました。接客業なので訴えは深刻です。

診察の結果、肝の亢ぶり(肝実)と診てこれを押さえる治療に加えて、顔面を巡っている経絡の調整を行いました。発症後間もなく治療できたこともあり、計3回の治療でけいれんは起こらなくなりました。

肝の経絡は、特に交感神経の緊張に大きく関わりがあり、今回の場合もそのようなメカニズムで症状を起こしていたものと考えています。 続きをみる>

残暑には温灸で

猛暑の夏もお盆が過ぎた頃から、少し暑さが和らいできた感じがしますね。

しかし今年の夏も暑かったです。

いただいた朝顔も暑さと日照りのために葉っぱを全部落としてしまいました。

少し暑さが和らぐような今の時期は、夏の疲れが出る要注意のタイミングだと思いま

す。

ギックリ腰やめまいなど、今頃から9月の上旬にかけて発症しやすいように思います



十分に睡眠を取るようにして、食事にも気をつけて、残暑を乗り切りましょう。



今、治療室では温灸を用いて陽気を補うように心がけています。

特に外踝の下の申脈穴(しんみゃく)や腰の命門穴()めいもんなどに極軽く温灸で

温めておくと、これからの時期、夏の疲れも出にくくスムーズに秋のシーズンを迎え

ることができます。



9月のなみはや支部例会は13日第2日曜です。

いつもの第4日曜ではありません。

よろしくお願いします。





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楽観脳

Eてれ 金曜「心と脳の白熱教室」

本当の楽観主義の4つの要素として

1 ポジティブな思考

2 ポジティブな行動

3 根気と粘り

4 人生をコントロールしている感覚



思考だけでは不十分で行動や粘り・コントロール感などがむしろ大事な要素だそうで

す。

こうして4項目を並べてみると、納得させられますね。

楽観脳をサニーブレイン、悲観脳をレイニーブレインと呼んでましたが、なかなか良

いネーミング。

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